大阪市・松井市長が定例会見7月30日(全文2)中学校の修学旅行は実施する方向
かかりつけ医はいないが基礎疾患を持つ人が結構いるようだが
大阪日日新聞:今ちょっと懸念されているのが、集団接種というところがなくなって、かかりつけ医を持ってられなくて、病院に通ってられる方々がいらっしゃったと。ですから自分の中ではかかりつけ医はないけれども、基礎疾患がいらっしゃる方々っていうのが結構いらっしゃるようでして、その辺りはどうですかね。 松井:いや、それは病院にかかってるんだから、その病院がかかりつけ医じゃないの? 大阪日日新聞:病院のほうで、接種してもらえる病院もあるんですけども、そうじゃない病院もたくさんあるらしくてですね。クリニック的に、自分が個別接種に行くっていう感じではないらしいんです。 松井:いや、医師会からは、クリニックをやられているということは医師会の会員さんであるということが、全てじゃないけど、ほぼそういうことだと思います。で、医師会を通じて、われわれ個別接種をお願いしているんで。今かかられている病院が接種されていなくても、医師会のつながりで接種できる個別診療所を紹介してもらえるはずです。そんなの紹介しないというほうがおかしいじゃない。 大阪日日新聞:医師会のほうじゃなくて、病院の会といいますか。医師会じゃなくて、そのクリニック。要するに医師会というのは診療所とか個別のクリニックを持ってはるほうですよね。大阪市の医師会はないですけど、府の医師会があって、個別の区の医師会があるっていう、その傘下のことをおっしゃっているわけですよね。 松井:うん。 大阪日日新聞:じゃなくて、もうちょっと大きめの病院に、自分のかかりつけ医じゃなくて、行ってはる方々がいらして、そこが。 松井:そこが接種する病院を紹介せえへんっていうこと? 大阪日日新聞:紹介しないんじゃないですけども。 松井:ほんなら紹介してもらってるやんか。
基礎疾患を持つ40代、50代が浮いてきている感じがあるが
大阪日日新聞:紹介してもらって、だから自分の中でかかりつけ医を持っていられないと思っておられる方がいらっしゃる。 松井:それは、かかりつけの患者さん以外も接種をしていただける診療所が大阪市内、これは結構ありますから、これはホームページにも公開していますんで、一般を受け付けているという診療所、大阪市のホームページから連絡先をきちっと明示してますんで、そこから一般でも接種できるところに行っていただければと思います。 大阪日日新聞:あとは、もう一度同じことで恐縮ですけれども、基礎疾患を持っておられる方々のところで、やっぱり40代、50代の基礎疾患を持っておられる方々がちょっと浮いてきているという感じがある。医療関係者のほうからはそういう意見が出てるんですけども。 松井:どこの医療関係者かちょっと、もし具体的にいろいろ問題点があるんなら、健康医療部にもう直接、医療関係者から聞いてよ。われわれ、別に医療関係者からのさまざまな問い合わせ、そういうことに対してまったくオープンで、いつでも協議できる体制つくっていますんでね。ぜひその言われる医療関係者の皆さんに健康医療部のほうへご連絡してくれと言ってください。病院関係の方々、基礎疾患、そこに通われている患者さんで、接種を打てる場所がないなんていうことはあり得ません。そこは全部用意しています。 大阪日日新聞:分かりました。それは私のほうから健康局のほうにお聞きしますけども。だから訪問接種に関して、市長が思っておられる部分と現場の部分でちょっとずれがあるんじゃないかなというのを懸念しているんですけども。 松井:だからもうそれ、訪問接種というのは、とにかくほぼ自宅でもう治療されているという患者さんでしょう。いわば家から出れない状況の高齢者ということでしょう。その方々には必ずかかりつけ医いるわけですから。家で、ちょっともう外出できない状態の高齢者で疾患がある人には、必ずかかりつけ医というのがあるはずです。ないというのがもう、それはあり得ないんで。そこはかかりつけ医の判断で接種が必ずできていると、僕はそういうふうに思っています。もしそれでかかりつけ医がいないというんなら、それはわれわれ、民生委員とかそういうのを通じて対応をいたします。 大阪日日新聞:ありがとうございます。 司会:次の質問をお受けします。毎日新聞さん。