大阪市・松井市長が定例会見7月30日(全文2)中学校の修学旅行は実施する方向
ファーストタッチが翌々日や翌翌々日になる事例が出ているようだが
大阪日日新聞:大阪日日新聞の木下です。保健所の態勢についてもう1回お伺いします。前回かなり強化されたということで、ステージといいますか、新規感染者数の目安によって段階的に増やしていかれる体制というのができてたと思うんですけども、これ現状では最大のところで1000人以上ということになってまして、そこから先のところが前みたいに細かく分かれてないんですけれども、それで、このときにもう1つ重要なこととしておっしゃっていたのはファーストタッチということで、最初の連絡を早くするというお話だったと思うんですけども、ちょっと幾つかのクリニックとかお話伺ってると、もうすでにちょっとずれが出てきてるんじゃないかと、ファーストタッチっていうのが翌日だという話やと思うんですけど、翌々日とか翌翌々日になっている事例が出ているようでして。 ですから今で、大阪、きのうで443人ですか、新規の陽性者が出ていると思うんですけど、300人以上600人未満の96人態勢ということになっているのかなと推測しているんですが、ちょっとこのスピードに、態勢づくりっていうのがなかなか付いていけてない可能性があるんじゃないかと懸念しているんですけど、その辺りはいかがですか。 松井:いや、これはもう、まず7月の26日、今週の月曜日からは100人以上、患者数がね、新規陽性者100人以上300人未満の態勢で今スタートしてます。ところが急激に400人と、300人を超えるようになりましたんで、今度8月の6日からは300人から600人の態勢で保健所の業務をするということで今準備してます。
1000人以上も視野に入れるべきでは
これはステージに合わせた人員配置の話なので、例えば日日新聞から言うと、もう、きのう400人超えたんだから今日からでも態勢は300人以上にすべきというのが皆さんの考え方かもしれませんけども、われわれも人を動かすということなんで、やっぱりそれなりの時間は必要となります。だから今の予定では、7月の26日よりは300人未満の感染者数の態勢で動かしてますが、今度、もう今400人という数字が出てきましたので、それに対応するためには8月の6日、来週の金曜日よりはその態勢に、保健所態勢を拡充したいと。もう600人以上ということも視野に入れながら態勢の強化というものはしていきたいと思っています。 大阪日日新聞:ステージに応じてきっちりきっちりといいますか、確実に全てやれって言ってるわけじゃなくてですね。大事なのはファーストタッチっていうところで遅れないようにっていうところだと。そこが守られていれば大丈夫なのかなとは思うんですが。やはり増え方が急激なだけにちょっと不安視されている方も医療関係者の中にいまして。600人から1000人のところも視野に入れているというお話でしたけれども、その1000人以上っていうところをもうすでに視野に入れてといいますか、1000人以上のところも区切っていかんとあかんのちゃうかなっておっしゃっている方もいらっしゃるんですけど、その辺はいかがですか。 松井:ちょっと組織の具体的な話なんで部局が答えます。 A:健康局です。今週に入りまして急激に陽性者が増えております。それに伴いまして、応援職員も、ここに書いてます今の状況では10名というふうに示しておりますけれども、応援職員も増強させていただいて、民間派遣も、急に増員することはなかなか難しいですけれども、8月以降については新たに増員もさせていただいて、ファーストタッチ、また8月6日からはファーストタッチに加えて【ポイントエキチョウ 00:41:37】というような形で予定しておりますので、人員の態勢の補強も含めて万全を期したいというふうに考えています。 大阪日日新聞:ありがとうございます。もう1点、以前に、2~3週間前でしたかね、訪問接種のお話を伺って。福祉協議会とか医師会とかと検討されているというお話だったかと思うんですけども、その後、訪問接種に関して何か進展はあるんでしょうか。 松井:進展って、着実にそういうかかりつけ医による訪問接種は実施をしてもらってます。医師会ともちゃんと協議をしているし、施設側とも話し合いをしています。