コロナ分科会後に尾身会長と西村担当相らが会見(全文3完)感染防止策を徹底すれば事業継続と両立できる
まずは問題の全体像をトータルで分析
今の感染症の実態というのがこの半年間でずいぶん分かってきましたよね。そういう中で、今こういう位置付けされてるんだけど、これでどんな不都合があるのか、ないのかというのは、しっかりと腰を据えて議論をしないと、ちょっとあんまり浅い議論だけで、じゃあ二類から外そうというと、おそらくいろんな、今度、また別の不都合が出てくる可能性は、私はありうると思うんで、ここはそんなに長く分析のために時間を費やす、われわれ、余裕はないですけども、ポイントはしっかりと、今、何が課題で、何が不都合で、何が許容されるのかということを、知恵を絞って、このアドバイザリーボードのほうでこういう、実際、現場で働いている人もいるし、国のほうでやってる人もいるし、いろんな関係者が知恵を集まって、この問題の全体像をトータルで、まずは分析する。そうするとおのずと、おそらくある程度の合理的な解といいますか、ソリューションは見つかるんじゃないかというのが私の個人的な考えです。 西村:この件につきましては、これまでも医療関係者から問題提起もなされてきております。そういう意味で、問題意識は共有しておりますので、私も、加藤大臣ともこれについて意見交換したこともございます。今日、こういったご提言をいただきましたので、厚労省においてしっかりと受け止めて、できるだけ早く対応を決めていくというふうに考えています。 司会:それでは、以上で会見を終了いたします。 西村:はい、ありがとうございました。 女性:事務方ブリーフィングは会場の準備でき次第開始いたします。 (完)【書き起こし】コロナ分科会後に尾身会長と西村担当相らが会見