ブラジル代表よりマン・Cと契約延長?財務違反確定なら可能性はさらに高まる?ペップの将来は…
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督について、有力メディア『The Athletic』の記者が将来を分析している。 ペップは何位?21世紀のプレミアリーグ最高の監督ランキング 2016年にマンチェスター・Cの指揮官に就任すると、6度のプレミアリーグ制覇や初のチャンピオンズリーグ優勝など、クラブに黄金期をもたらしたグアルディオラ監督。しかし、現行契約は今季限り。本人は明言を避けているが、盟友チキ・ベギリスタインFD(フットボールダイレクター)の退任が決まったこともあり、その去就は大きな注目を集めている。 そうした中、『The Athletic』のマンチェスター・C番記者サム・リー氏が将来を分析。現在2018年4月以来の公式戦3連敗と苦しむチームだが、「シティの低迷はグアルディオラの未解決な将来を背景にしている。契約は今季限りであり、今夏クラブ内では2025年を最後に退任すると広く予想されていた」と指摘し、以下のように続けた。 「匿名の関係者は、ブラジルサッカー連盟が代表監督招聘を狙って大々的に動いていると示唆している。今年に入り、本人に何度も電話をかけているようだ。グアルディオラ本人は、以前から主要大会で代表チームを率いたいと公言してきた。なお、バルセロナ指揮官退任後(2012年)にペップ本人はブラジル代表チームに関心を持っていたものの、同連盟が就任を遠ざけたことに腹を立てたという。だが、現在も同チームを指揮するアイデアを気に入っているようだ」 「しかし重要なのは、彼がもう1年シティにとどまり、2030年のワールドカップへ向けて代表チームの監督を目指す可能性がより高いということ。本人はまだ決心していないが、クラブ内での雰囲気は変わったとみられている。以前は退任が当然とされたが、契約延長の可能性が高まっているようだ」 「彼がシティと結んだ過去2回の契約(2020年と2022年)は、11月に締結された。そして今年10月、彼はコマーシャル活動のためにオーナーが拠点を置くアブダビへと飛んでいる。ここでシェイク・マンスールらと将来を話し合わなかったとしたら異例だろう」 そして、「グアルディオラは退任か残留かをクラブが明確に判断できるように、さらに退任の場合には後任を見つける時間を確保できるように、近い内に決断を下す可能性が高いと側近に打ち明けていた」とし、「いずれにせよ、クラブに対するプレミアリーグの115件の告発への判決が出る前に解決する可能性が高い。グアルディオラは以前に『嘘があれば辞任する』と話していた。だが、それから彼のクラブに対する愛情は強まっており、現在ではシティが有罪判決で厳しい処分を受けた場合、残留の可能性はさらに高まる。自分が重荷になるかどうかなど、あらゆる面でクラブの最善を望んでいるようだ」と伝えている。