最も集客した試合は? J1観客数ランキング1~10位。5万人超え多数! 圧巻のトップは?
2位:FC東京対名古屋グランパス(国立競技場)
観客数:55,896人 開催日:9月14日(第30節) 第29節でサンフレッチェ広島に敗れ勝利から6試合遠のいていたFC東京は、YBCルヴァンカップ準々決勝を劇的勝利で突破し、勢いに乗る名古屋グランパスを国立競技場に迎えた。 チーム状況は悪かったものの、国立では試合前まで8戦7勝1分と不敗神話を継続中。FC東京にとってこの試合が今季最後の国立開催とあって55,896人の観客が詰めかけたが、この試合もその不敗神話が継続されることとなる。 FC東京は前半からフルスロットルで攻勢を強める。13分に仲川輝人のシュートのこぼれ球に反応した東慶悟の今季リーグ戦初ゴールで先制すると、31分にも仲川が抜け出しPKを演出。エンドが変わった65分に高宇洋が3点目を挙げると、仲川が豪快に4点目を叩き込み勝負あり。ベテラン勢の活躍で、FC東京が久しぶりの勝利を収めた。 9戦8勝1分に更新され、未だ破られることのない不敗神話は、今後どこまで続いていくのか。「国立の青赤」に来季も目が離せない。
1位:FC東京対アルビレックス新潟(国立競技場)
観客数:57,885人 開催日:7月13日(第23節) 7月13日に行われたFC東京対アルビレックス新潟の一戦は、「開演、東京劇場」と銘打ち、国立競技場で多くのイベントが行われた。19時開催の試合に先立ち、歌手の木村カエラさんによるスペシャルライブや、青赤の炎を使った演出でスタジアムのボルテージを高めている。 21歳にしてチームの顔となっていた松木玖生が海外挑戦のためこの試合が移籍前ラストとなったこともあり、57,885人が国立を埋め尽くした。 両チームともリーグ戦2連敗を喫した中で迎えたこのゲームは、FC東京が白星を掴んだ。6分に遠藤渓太が個人で打開し先制点を挙げると、77分に野澤零温が追加点。そのまま試合が終了し、2-0で東京が快勝を収めた。 この勝利によって、FC東京は今季の国立開催のホームゲーム戦の成績を8戦7勝1分とし、国立での勝負強さをいかんなく発揮した格好となった。試合後には松木がサポーターの前へ向かい、青赤の同志たちに熱いメッセージを送った。FC東京ファンにとっては、この日はまさしく最高の夜になったのではないだろうか。
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