最も集客した試合は? J1観客数ランキング1~10位。5万人超え多数! 圧巻のトップは?
8位:ヴィッセル神戸対川崎フロンターレ(国立競技場)
観客数:49,541人 開催日:6月16日(第18節) ディフェンディングチャンピオンとして連覇を目指し、リーグ上位につけるヴィッセル神戸と、守備の崩壊でボトムハーフに沈む川崎フロンターレ。シーズン開幕前に行われた「FUJIFILM SUPERCUP 2024」で対戦した両チームの今季の戦いぶりは対照的なものとなっていた。 そんな両者は第18節に国立競技場で再び相まみえることとなる。49,541人を集めた注目の一戦は終始神戸ペースに。強力なタレント陣が攻め続け、43分の武藤嘉紀のゴールがこの試合唯一の得点となり、神戸がウノゼロ勝利を果たした。 スコアこそ1-0だったものの、勝利チームのゴール期待値は2.45で、対して川崎は1度しか決定機を生み出すことが出来ず(『Sofascore』参照)、結果以上に力の差を感じる形となった。勝利した神戸は連続未勝利を3でストップ。反対に敗れた川崎はここから1ヶ月未勝利という長いトンネルへ突入することとなった。
7位:浦和レッズ対東京ヴェルディ(埼玉スタジアム2002)
観客数:50,863人 開催日:3月3日(第2節) 久々のJ1での戦いとなった東京ヴェルディは、開幕戦で横浜F・マリノスと死闘を演じた。 次なる相手はこちらもオリジナル10の浦和レッズだ。試合前にはJ発足時からこの対戦を盛り上げてきた福田正博とラモス瑠偉がトークショーを展開。浦和にとっては今季本拠地開幕戦ということもあり、50,863人の大観衆がスタジアムを埋めた。 試合前時点での通算対戦成績は浦和の16勝5分15敗だったが、この試合も互いに譲らず互角の展開となった。42分に東京Vの木村勇大がコーナーキックの流れから先制点を決めるも、試合終了間際に浦和がアレクサンダー・ショルツのPKで同点に追いつき、1-1で互いに勝ち点1を分け合う形となった。 開幕戦に続き同点に追いつかれてしまった東京Vだったが、J1での勝ち点獲得は2008年11月以来16年ぶり。再び緑の歴史が動き出した瞬間となった。