ホンダの意地と技術の結晶! 1981年「CBX400F」、1982年「CBX400Fインテグラ」【柏 秀樹の昭和~平成 カタログ蔵出しコラム Vol.9】
CBR400Fの後にファンの要望で再生産された
しかし、それでもホンダは意外なことに早期にCBX400Fを生産中止。レーシーなスタイルのCBR400Fへシフト。しかし根強いCBXファンの要望に応える形でCBX400Fは1984年11月に再登場。 今なお凄まじい人気を保持する中型バイクはCBX400Fを置いて他にありません。 空冷4気筒400ccロードスポーツで投入できる技術をすべて盛り込んだ意欲作は永遠不滅です。 ──1984年の再生産バージョンはツートーンカラー(ブラック×キャンディアラモアナレッドとキャンディアラモアナレッド×パールシェルホワイト)のみがラインナップされた。グラフィック変更とホイールスポークのブラック処理が施され、価格は据え置きの48万5000円。 ●文/カタログ画像提供:柏秀樹 ※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
【関連記事】
- 美しく直立したシリンダーがスズキの個性を際立たせた 1987年「サベージ」 1997年「テンプター」【柏 秀樹の昭和~平成 カタログ蔵出しコラム Vol.8】
- 個性的な水冷Vツイン搭載で乗り味は抜群だった 1982年ヤマハ「XZ400/XZ400D」【柏 秀樹の昭和~平成 カタログ蔵出しコラム Vol.7】
- 直線基調のZ1RからZ1000MkIIを経て国内で大人気に 1979年カワサキ「Z400FX」【柏 秀樹の昭和~平成 カタログ蔵出しコラム Vol.6】
- 400こそ至高?! 実は名刀だった 1992年スズキ「GSX400S」【柏 秀樹の昭和~平成 カタログ蔵出しコラム Vol.5】
- カワサキ最後の2ストレプリカ 1989年カワサキ「KR-1S/KR-1R」【柏 秀樹の昭和~平成 カタログ蔵出しコラム Vol.4】