【J2昇格PO】富山11年ぶり、松本4年ぶりJ2復帰へ王手! ともに引き分けで福島とFC大阪退ける
◇J2昇格プレーオフ 今季から導入されたJ2昇格プレーオフ(PO)はJ3の3~6位が参加して1日に準決勝が行われ、3位の富山と4位の松本が7日の決勝(富山県総合運動公園陸上競技場、午後2時)へ進出した。富山は勝つか引き分けなら11年ぶりのJ2復帰。松本が勝てば4年ぶりのJ2返り咲きとなる。 昨季は3位で自動昇格を逃した富山は、ホームで6位のFC大阪と対戦。前半36分、MF松岡のクロスをFW碓井が左足の浮き球で折り返し、ゴール正面のMF布施谷がヘディングを決めて先制した。だが、FC大阪も前半アディショナルタイム、DF美馬のロングボールをFW古川が頭で前方へそらし、追ったFW増田が右足で豪快に同点弾。そのまま1-1で引き分け、リーグ戦上位の富山が決勝へ進んだ。 元日本サッカー協会技術委員長の霜田正浩監督率いる松本は、ホームで5位の福島と対戦。前半10分、ドリブルで左サイドを突破したFW森のクロスをFW樋口が合わせた福島が先行したが、本拠アルウィンに1万2604人を集めた松本は後半20分、MF菊井の右CKからヘディングシュートのはね返りをDF野々村が右足で叩き込んで同点。1-1で引き分け、こちらもリーグ上位の松本が決勝へ進出した。