小島陽菜のデリケートゾーンアイテムや渡辺直美コラボのセルフプレジャーグッズにも注目!2025年フェムテックトレンド予想
フェムテック&フェムケアトレンド②ドイツ発のセルフプレジャーブランド「ウーマナイザー」が渡辺直美さんとコラボ!
“吸引型トイ”(クリトリスが吸われているような感覚の刺激を与えるセルフプレジャーアイテム)のパイオニアとして、世界で大人気のドイツ発セルフプレジャーブランド「ウーマナイザー」が、10周年を迎えた2024年に、タレントの渡辺直美さんとのコラボモデルを発表しました。 「ウーマナイザー」と渡辺さんの、「女性が恐怖や罪悪感といったネガティブな感情やプレッシャーを感じることなく、自身の性に対する思いや悩み、感じていることを尊重し合える『“安心できる場所”をつくりたい』」という想いが合致して実現した本コラボレーション。渡辺さんのInstagram投稿にも、「みんなが安心してそれぞれのペースで自身の性と向き合うきっかけになってほしい」という思いが綴られています。
■「ウーマナイザー」日本PRマネージャー 小澤美優さんコメント この10年で、「女性の自慰行為」というこれまでタブー視されていたテーマが、単なる性的快楽にとどまらず、ウェルビーイングと結びつけられるようになり、心身の健康を保つ手段として雑誌やテレビ、SNSなどで広く取り上げられるようになりました。セルフプレジャーに対するイメージは徐々にポジティブな方向へと変わってきているように感じています。 これまでがマイナス地点だったとすると、10年たってようやくゼロに達したような気持ちです。「ウーマナイザー」としては、セルフプレジャーを積極的に行おう!ということではなく、セルフプレジャーはいつでも女性に寄り添ってくれることを、これからも伝えていきたいですね。
フェムテック&フェムケアトレンド③セルフチェック系アイテムが増加中!
2024年に発売されたフェムテック&フェムケア商品についてyoiがリサーチを重ねる中で、特に印象的だったのは、病気のリスクや腟内環境をセルフチェックできるアイテムがぐっと増えたこと。 ■デザイン性も◎な乳がんリスクチェックキット「DearS」 中でも注目したいのは、自宅で乳がんのリスクチェックができるキット「DearS」。こちらの商品は、yoiの第3回フェムテック&フェムケアアワードのテクノロジー大賞で2位にも選ばれ、審査員からは、時間も費用もかからず、キットの配送や返送も不要という手軽さと、デザイン性の高さから、大切な人へプレゼントしたという声が多く聞かれました。 そのほかアワードでは、腟内の善玉菌であるラクトバチルス菌を自宅で簡単にチェックするためのセルフ検査キット「フェムテスト ラクトバチルス」や、おりものの状態をセルフチェックできる「selfem(セルフェム)」など6つのセルフチェックアイテムがノミネート。 フェムテックやフェムケアが周知されるとともに、自分の体に目を向けることの大切さも語られるようになってきた今、病気のリスクなどを日常的に負担なくチェックできるアイテムやサービスは、どんどん増えていきそうです。 “フェムテック元年”といわれた2020年から、早5年が経過した2024年。少しずつ、でも着実に、社会は変化してきていると感じます。“流行りもの”としてのフェムテックやフェムケアではなく、もっと身近で切実な問題として、自身や身のまわりの人の心身をケアする意識が浸透しつつあり、そのためのサービスや制度が広がりを見せる年となったのではないでしょうか。 また、女性の健康課題だけではなく、男性が抱える問題についても複数のトピックスで触れましたが、2025年はさらに、ジェンダーを問わずあらゆる人々の心身を健康を考えられる社会になっていくことを願っています。 企画・構成・取材・文/木村美紀(yoi)