大阪市・松井市長が定例会見2月26日(全文1)そろりそろりと経済を元の状態に
市立中央図書館の地下1階の「Hon+α!」、3月6日オープン
オープン初日の3月6日にはオープニングセレモニーや事前申し込み制のワークショップを行います。オープン後は新型コロナウイルスの状況を見ながら、定期的に市民の交流を促し、新たな発見につながるワークショップや、市内で活躍をする企業、個人にライフワークや活動についてお話をしていただくトークイベントなど、人と人、人と情報をつなぐ各種のイベントを実施していきます。新たな出会いと発見がある「Hon+α!」にぜひお越しをください。僕からは以上です。 司会:それでは質問をお受けいたします。必ずマイクを通しまして、社名、氏名をお名乗りの上、ご質問をお願いいたします。質問は市政関連のみでお願いいたします。それでは幹事社の朝日新聞さん、お願いいたします。
大阪港の潜在力をどう評価しているのか
朝日新聞:幹事社の朝日新聞、笹川です。発表の項目でそれぞれお尋ねします。まず府市港湾の取り組みについてですが、大阪港湾局の発足に伴って、活性化に向けてさまざまな取り組みを進められていますが、大阪港の潜在力をどう評価されていますでしょうか。また、全国の港湾の中での知名度や存在感を高めていくために必要なことはなんだというふうにお考えでしょうか。 松井:西日本のゲートウェイとしての機能をし、世界の主要港湾と多くの航路を持つ大阪港と、関西唯一の関東への出入り便をはじめ、西日本との定期航路が充実している府営港湾が連携することで、大阪広域の成長を牽引できる潜在力を持っていると考えています。全国の港湾の中での知名度、存在感を高めていくためには、利用者に選択させる港湾となるように取引量を増やすということです。そういう取り組みを進めてベイエリアの活性化を図り、経済や地域の発展に寄与していくことが必要だと思っています。 港湾というのは国内の港だけじゃなく、やっぱり競争するのは世界の港との競争。で、競争できるポテンシャルは持ってると思っています。これ、僕は知事時代にもシンガポールの港湾とか視察にも行ってますけども、大阪港というのは非常に高いポテンシャルがある。ただ、あまりにも小さいし、だから府営港湾である堺泉北港と一体を、運営すると。もっと言うなら、やっぱり阪神港を一体でこれから運営するべきやと思います。そうしないと釜山やシンガポールと、それはもう競争になりません。規模が違い過ぎるから。ちょうど阪神港が一体になると釜山と競争できる規模になってくるのでね。こういうのが僕は広域の一体化の非常に効果、そしてそれを促し実現するのが広域行政を担う長の仕事だと思っています。