去就注目の上沢直之、日本復帰なら「巨人が取る可能性は十分」 球団OB明言...「条件面なら負けていない」
「巨人に十分マッチする」
日本球界復帰ならば、古巣復帰の可能性が高いと指摘する一方で、「条件面だったらジャイアンツも負けていないと思う。ジャイアンツも十分に取る可能性がある。取る価値はすごくある」と断言した。 巨人は今オフ、エースの菅野智之投手(35)が、海外フリーエージェント(FA)権を行使して、大リーグに挑戦する。菅野は24年シーズン、先発ローテーションの柱として24試合に登板し、15勝3敗、防御率1.67を記録。菅野の穴をどのようにして埋めるかが、来シーズンの課題のひとつになっている。 このような状況の中、高橋氏は「NPBで70勝している実績のあるピッチャーということを考えたら、(巨人に)十分マッチすると思います」と指摘し、「精神的な柱になってくれるのではないかと思う。チームが、ガタガタになったりすることが1年間で必ずある。そういうときに、ベテランの存在はすごく大きい。ジャイアンツに必要な戦力になると思う」とした。 専修大学松戸高校出身の上沢は、11年ドラフト会議で日本ハムから6位で指名され入団。14年に1軍デビューを飾り、日本ハムで通算70勝を記録した。大リーグ挑戦前年の23年シーズンは9勝9敗、防御率2.96だった。