「うちはリサイクルショップじゃないっ!」親戚から大量に送られる「お下がり服」に困惑する「30代ママ」の葛藤
子どもの衣類についても、なるべく着回しがきくシンプルなものを必要なだけ揃え、時々は子ども自ら好きな服を選ばせて買い与えるというやり方を実践し、気分よく洋服の枚数を調整してきたそうだ。 「子どもにも、ひとつのアイテムを着回す楽しさを知って欲しいですし、何より1着を大切にして欲しいと思っています。 今はネットショッピングで欲しいものが手に入りますが、いいと思ってすぐポチっても、ほとんど着ない服がたまっていく『あの感じ』には、もう戻りたくないんです」 ネットショッピングやセール購入品で同じような経験をしたことのある人も多いのではないだろうか。しかし、奈美さんのこうした考えは、通じる人には通じるが、伝わらない相手には全く伝わらないという。 「先日、実家で祖父の法事があり、久々に親戚たちと食事会をしたんです。 みんなと近況報告し合えって、子どもたちの成長を喜んだり。とても楽しかったんですが、その食事会の後で、10年ぶりに会った1人のいとこから大量のお下がり服が、それも突然送られてきて困りました。 母まで敵に回して、ちょっとした騒ぎになってしまったんです...」 自身の経験を踏まえ、1着の洋服を大事にする大切さを知った奈美さん。しかし、全く価値観の異なるいとこから大量の「お下がり服」が送られてきて……。 後編ではさらなる奈美さんの苦悩を詳報する。 取材・文 / 白澤ふみ
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