コロナ分科会後、尾身会長が会見(全文3完)高リスク者が打ち終われば見方が違ってくる
五輪と関係がないというところが分かりにくいが
TBSテレビ:TBSテレビの【カタヤマ 00:46:01】と申します。五輪と今回の制限の緩和については、関係がないというところがちょっとまだ分かりにくくて、ちょっと教えていただきたいんですけれども。 そもそも7月、8月とオリンピックがあります。これはあくまで重点措置が解除した場合の機械的な分類だとして、実際にオリンピックになれば、非常に大きいイベントですから、1万人であろうが影響は大きいと思うんですが。 では、オリンピック開会式をやるとなれば、この1万人というのは適用されないほうがいいというようなお考えが、先生方にあるから、あえて分けたんですか。今回、五輪と関係がない、の意味がちょっと分かりにくいんですけど。 それともう1つ、今でも五輪は無観客でやるべきというようなご意見は、専門家の皆さんはお持ちでしょうか。2点教えていただきたいんですが。 尾身:分けた理由は、それは、われわれは今日、議論する、これは国から提案、提案というか出された案ですよね。これはだから2カ月ごとにやる。それについてわれわれの意見を述べよということですから、それについて分けた理由というよりも、われわれはこの議論は、そういうものだと思ってるから、普通の、一般の。従って【一応、可 00:47:35】。 オリンピックが関係しているんですかというようなコメントもあったんで、ないでしょうねという意味でですよ。だから、そういう意味ではそこはしっかりと、こういうのはうやむやにしないほうがいいですよね。だからこれは、われわれはこれをアクセプト、アクセプトというか合意するときに、そういう理解でということを申し上げて、みんなそれでよろしいですかといったら、それでよろしいということです。 それから無観客かどうか、観客、これはもう前から申し上げましたように、こういうことも含めて近日中に話を、われわれの考えをまとめます。 TBSテレビ:今回のことよりも、オリンピックっていうのは注意してやるべきものだというお考えですか。 尾身:だからそれも、皆さん今日は、こっちのほうを、少しは聞いていただければ。そういうことで、オリンピックに関してはもう私、さっき申し上げましたように、国会でいろいろ、みんなとこれはずっとかなり長い間、いわゆる専門家という人たちと一緒に議論をしてきたことで、これについてはわれわれの責任ということで発表しますということで、いろんなことを、われわれの考えをそこでしっかり述べさせてもらいたいと思う。もうしばらくちょっと、こっちのほうに少し質問があれば。 司会:それでは真ん中の、前から3番目の毎日新聞さんお願いします。