「旧統一教会の関係団体とは知らなかった人が多い」大阪・吉村知事会見8月10日(全文5完)
個々の維新議員は十分説明しているか
お尋ねの維新の代表候補予定者の方も会に出席してたっていうのはもう分かって、それはもうこちらから公表してますので、今後、大阪維新の会のメンバーとしてそういったところに参加されることはないと僕は思ってます。 記者:その方々の、政治家ですから個々に皆さん自分の行動について説明する責任がある。まして代表選に出るんであれば、代表選の有権者に対して説明する責任があると思うんですが、個々の皆さんが旧統一教会との関係について、あるいは今後関係を絶つんだということについて十分に説明されているというふうにお考えでしょうか。 吉村:そこは個々の議員が判断することだと思います。特に個々の議員が全て各自に発表せよということは、われわれは求めてません。それを、そうじゃなくて、われわれは組織として調査をしましたから。これは日本維新の会も調査すべきだっていう話は僕もしましたし、現に藤田幹事長の下で調査したわけです。大阪維新の会もこれはやるべきだって横山幹事長に僕は指示をしましたから、それでやるということになって、組織としてやってますので。そして組織として個人名も含めて、どういったことがあったかっていうのを発表しています。ですからもうなんかそこまで発表した人に、これ以上個人でじゃあどう発表してくださいとか言うつもりは特にはないです。それはもう、それぞれの議員の判断だと思います。 だからもし、今回も自主調査になりますから、漏れてるのがあればもう速やかにやっぱり幹事長にちゃんと伝えてもらいたい。今はちょっと、ころころと期限が過ぎた上で国政政党の議員でも、調べたらこういうのがありましたっていうのが出てきてますけれども、そういうのがあれば速やかにやってもらいたいと思います。
党員にはどう判断してほしいか
意図的に、こういった方針を決めてるのにもかかわらず同じような付き合いを続けるということになると、これは党の方針と違うことを正面からやってるということになるので、僕自身も代表として判断していくということになると思います。 記者:代表選の有権者である党員の皆さんには、旧統一教会との関係について今回の代表選の投票に当たりどういうふうに判断してほしいというふうにお考えですか。 吉村:いや、もうそれは別に争点にはするつもりもないし、特にここは一般党員の皆さんは、もう全ての事情を考慮して判断されると思いますので、何か大阪維新の会からこれを争点とすべきだみたいな提案をこの代表選でするつもりはないし、僕自身もそれをなんか代表選でこれをやるべきだとかいうのはないです。もう方針は決定しましたから。われわれは関わりを持たないと、遮断するというのが方針です。それを決定しましたので。あとはもうこれに基づいて行動するということですから、なんか代表選の争点にしてくださいとか言うつもりはないです。 記者:ありがとうございました。