強盗が嫌がる《4つの対策》。ひとり暮らしなら「〈ひとり〉と思わせない工夫」も。新紙幣交換詐欺、ディープフェイクなど、新しい手口も次々と
◆テレビ電話に映る孫は偽物? 社会の事象に応じて、新たな手口の詐欺がどんどん生まれています。今まさに発生しているのが、「新紙幣交換」詐欺。 7月に新紙幣が発行されましたが、実在する銀行協会や銀行の職員を名乗り電話をかけてきて「旧札が使えなくなります。新札に交換しますから、旧札を指定の口座に振り込んでください」と言ってくる。こういう電話やメールがきたら、絶対に無視してください。旧札は使えます! もう1つ、今後増えると予想されるのが、ディープフェイクを使ったオレオレ詐欺。テレビ電話などで、子や孫が窮状を訴えてくるのですが、その声や顔は、SNSなどに投稿された動画を加工した偽物です。 すでにアメリカではディープフェイクを使用したオレオレ詐欺が多発。日本にも浸透してくると思いますので、注意してください。 現在は誰が被害にあってもおかしくない時代です。常に「これは詐欺かもしれない」「泥棒が家に入ってくるかもしれない」という危機感と防犯意識をもって暮らすことが身を守ることに繋がります。心配性なぐらいがちょうどいいのです。 (構成=村瀬素子)
京師美佳
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