【新馬戦総括】高額馬リアライズカミオン 前評判通り素質高い
東京ダート1400メートルはヘニーガイストが道中5番手の外から直線半ばで抜け出し、8馬身差の独走。粗削りなところはあったが、ここでは格が違った。重賞3勝の叔父ヒシイグアスは21年香港C、22年宝塚記念で2着と好走。芝ダートで条件こそ違うが将来が楽しみ。東京芝1600メートルはグーテンベルクが道中2番手から安定感のあるレース運び。余力十分で着差以上の内容。近親に16年オークス馬シンハライト。距離の融通が利きそう。 東京ダート1600メートルは昨年のセレクトセール1歳で1億8700万円(税込み)の値をつけた高額馬リアライズカミオンが評判通りの走り。好位抜け出しで後続を4馬身ちぎった。ポテンシャルは相当。京都芝2000メートルは19年有馬記念を含むG1・4勝リスグラシューの半弟ネブラディスクが道中6番手から上がり3F最速の脚で初陣Vを飾った。金子真人オーナー所有で福永厩舎。話題性は十分だ。