作家・佐々涼子さん「悪性脳腫瘍」で逝去 良性・悪性の違いや前兆となる“4つの初期症状”を医師が解説
編集部まとめ
脳腫瘍は、原発性脳腫瘍(脳の細胞や神経・脳を包む膜などから発生する腫瘍)と転移性腫瘍(身体の他の部分でできた腫瘍細胞が脳に転移した腫瘍)とに分類されます。良性腫瘍も悪性腫瘍もどちらもあり、腫瘍の発生した部位によってさまざまな症状が出現します。 脳腫瘍の原因の多くは分かっておらず、確立された予防法はありませんが、他のがん病変と同じように、健康的な生活習慣や適切な栄養摂取などが重要です。 腫瘍がある程度成長した段階で脳腫瘍の初期症状は出現するため、その症状の原因が脳腫瘍であるならば、早めに治療を開始するに越したことはありません。 起床時の頭痛や嘔吐を繰り返している、あるいは、視力障害やけいれんなどの症状が現れたなどの場合、早めに医療機関を受診するようにしてください。
【この記事の監修医師】 村上 友太 先生(東京予防クリニック) 医師、医学博士。福島県立医科大学医学部卒業。福島県立医科大学脳神経外科学講座助教として基礎・臨床研究、教育、臨床業務に従事した経験がある。現在、東京予防クリニック院長として内科疾患や脳神経疾患、予防医療を中心に診療している。 脳神経外科専門医、脳卒中専門医、抗加齢医学専門医。日本認知症学会、日本内科学会などの各会員。
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