キャリア教育推進で「一芸に秀でた人育てたい」名古屋・河村市長会見1月30日(全文2)
名古屋市の河村たかし市長は30日午前、定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「名古屋・河村たかし市長が定例会見(2023年1月30日)」に対応しております。 【動画】 名古屋・河村たかし市長が定例会見(2023年1月30日) ◇ ◇
キャリア教育の推進センター創設への思いは
記者:中日新聞の【スズキ 00:24:50】です。よろしくお願いします。子供たちの教育の関係でお聞きしたいんですけども、新年度予算、まだ発表前なのでちょっとなんと聞いたらいいかがあれなんですが、キャリア教育の推進していくセンターをつくったりとか、市長はもう年頭の会見でもこの辺り、その他の場面でもしっかり予算を付けていくというふうにおっしゃられてるんですけども、キャリア教育の、今後できていくであろう推進センターへの思いというか、イメージであるとか、今の時点での来年の当初予算に向けて市長の考え方を聞かせてください。 河村:この間、某新聞には書いていただきまして、ありがとうございますでございますけども、そういうことでございますけど。私も74年間生きてきまして、結局やっぱり子供さんの自殺が、自ら命を絶つ理由が、成績とか進学であるという国はちょっと駄目なんじゃないですか、そもそも。そもそも。と思わん? 子供が成績を苦にしてとか進学を苦にして自ら命を絶たないかんと。ね。で、勉強ばっかさせると。そもそも根本的になんか間違っとんじゃないかと、国の在り方自体が。そういう気持ちがしてならんのですわね。
子どもには何が好きなのって聞かないかん
ですからずっと勉強してまいりましてということで、その根源を言いますと、アメリカから来ていただいた、スクールカウンセラーをやっていた高原さんという、アメリカのケンタッキーのルイビルというところで10年間、向こうのスクールカウンセラーをやって、向こうの博士号も持ってみえるんだけど、その方が僕に、僕のネタはだいたいその人のネタですわ、みんな。 高原さんが僕に言ったのは、特に河村さん、子供さんには、あんた何が好きなのと、こう聞かなあかんよいって、まず。夢を持てとか希望を持てとか、これをやりなさいとか、塾は、塾をペケにするもんでもないけど、勉強するなら勉強するで、それはそれでいいんだけど、そうじゃなくて何が好きなのって聞かないかんと。その好きなことを、なかなかすっと分からんのだと、実は。だからそれをみんなで発見するようにまた努力することも重要なんだけど、そういう好きなことをみんなで応援してあげると、それが学校の仕事だよいうわけだ。アメリカでスクールカウンセラーやった人が。えーって、受験勉強じゃないのかということですね。いや、違いますよいって。学校って子供を守るところじゃないですかと。 なるほどということになって、そこの中で、ちょっとあの話が、まあまあ、難しいのでやめますけど、そういう、カウンセリングって子供に対するアプローチの仕方で3つあると。これは私のというより、今の高原さん、アメリカで博士課程持っとる人の話。まず1つはリメディアルアプローチ。治療的アプローチだと。本当にもう実際に自分で苦しむ、精神的にもですね。それは治療せないかんと。同時に、3つあるんだけど、もう1つはプリベンショナルアプローチ。予防。そうならんように予防的なアプローチと。もう1個はディベロップ? 大丈夫か。Are you OK? ということでございました。なかなか、あれでございますね。 2番目がプリベンショナルアプローチ。予防的にやっていくと。それからもう1つは、ここなんですよ。ディベロップメンタルアプローチと。発達的支援で。大きく、支援というか、アプローチで。大きなったら何になっていくんだと、自分はと。だから子供の人生にディベロップメント、何になっていくか希望を与えるというのが、これはオール1かオール2から分からんと。