大阪府・吉村知事が定例会見1月26日(全文5完)立憲民主党は党として謝罪すべき
なぜ都構想という不敬な名前を付けるのか
France10:France10の及川と申します。市長、府知事として大阪都構想に取り組んでこられましたが、お正月の番組でも都構想を掲げ続けるとおっしゃった。ただ歴史で習ったと思いますが、都、みやこというのは天皇がいらっしゃる御座所でございまして、なぜ都構想という不敬な名前を付けるのか教えてください。 吉村:あとで政務の話をしますから、そこで質問していただけたらと思います。 France10:はい、分かりました。
成人式と感染増との関連をどう考えているのか
人民新聞:人民新聞のかわすみと申します。よろしくお願いいたします。何点かお聞きいたします。まず1点目ですが、大阪府の感染者の数の推移についてです。1月の25日まで、1日から25日までの推移の中で、1月の13日と18日が爆発的に増えている日にちになっています。12日が711人、13日が2452人というふうにかなり増えています。そして1月17日が2549人、18日が6394人ということで、この2回が非常に増えている期間となっております。 これに関してなんですが、先ほど知事がおっしゃった感染の潜伏期間ですね、これがだいたい3、4日というお話だったと思うのですが、3、4日前を手繰ってみますと、13日に関しては1月8日辺り、18日に関しては1月15日辺りが相当するかなと思います。ここで成人式が行われていましたが、これは関連するかどうか、ということを府知事はどのようにお考えかということを1点目お聞きします。 吉村:まず感染について、いつ感染したかとか、推定日ベースのこのグラフということも、本部会議では議論して出してます。それを見ると、やはりこの右肩に上がってきていると、今もその状況です。なので、もちろん成人式のあとに飲食をしたというようなエピソードはありますけれども、それはそのままで右肩に上がっているかというと、そこまでの何か確証というのはありません。全体として、感染推定ベースでいくと、1月、年明けたぐらいから、5日ぐらいから徐々に徐々に増えている。感染ベースでいくと、特に黄色信号の手前ぐらいも非常に倍率も高く増えているという状況です。 ですので、このあとかなり推定ベースで分析をしていきますけど、何か1つのエピソードで爆発するというものではないと、全体的にオミクロンの感染拡大力が強い。社会生活の中で広がっていると、そう思っています。 人民新聞:ありがとうございます。2点目です。東京都と大阪府の感染者、新規感染者の比較をしてみますと、大阪府のほうが10万人当たりの新規感染者が非常に多く、日本一多いというふうなことはもう周知の事実だと思うんですが、これについて府知事はどのような理由だと受け止めていらっしゃいますか。 吉村:われわれ、検査を広くしていくというスタンスを取っています。なので、どの地域の比較というのは難しいんだろうと思っていますし、あまり意味がないと思っています。人口当たりでいくと、沖縄は1700人出てきたときがあったと思いますけども、沖縄1700人で、人口で比較すると大阪でいくと1万人を超えていますので、大阪はまだ1万人を超えてないという状況になります。