【MLB】主砲デバースの一打でRソックスがサヨナラ勝ち 吉田正尚は8試合ぶりのノーヒットに終わる
【マリナーズ2-3xレッドソックス】延長10回タイブレーク@フェンウェイ・パーク
日本時間8月1日、レッドソックスは本拠地フェンウェイ・パークでのマリナーズ3連戦の最終戦を迎え、2対2の同点で迎えた10回裏に主砲ラファエル・デバースがフェンス直撃のタイムリー二塁打。3対2でサヨナラ勝ちを収め、3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。レッドソックス5番手のザック・ケリーはタイブレークの10回表を無失点で切り抜け、4勝目(1敗)をマーク。マリナーズ6番手のジョナサン・ディアスはデバースにサヨナラ打を浴び、今季初黒星(0勝)を喫した。 【動画】レッドソックスのラファエル・デバースがサヨナラタイムリー二塁打を放つ(MLB.comより) レッドソックスは1回裏二死から吉田正尚の四球とデバースの二塁打で2・3塁のチャンスを作り、マリナーズ先発のジョージ・カービーの暴投で1点を先制。4回表にディラン・ムーアのタイムリーで追いつかれ、5回表にはジョシュ・ロハスの6号ソロで勝ち越されたが、6回裏一死からドミニク・スミスが二塁打を放ってチャンスメイクし、ダニー・ジャンセンのタイムリーで2対2の同点とした。試合はそのまま延長タイブレークに突入し、レッドソックス5番手のケリーは10回表に満塁のピンチを招くも無失点。そして10回裏先頭のデバースがグリーン・モンスターを直撃するタイムリー二塁打を放ち、レッドソックスが劇的なサヨナラ勝ちを収めた。 レッドソックスの吉田は「3番・DH」でスタメン出場。初回の第1打席は四球を選び、先制のホームを踏んだ。3回裏の第2打席はファーストのエラーで出塁し、5回裏の第3打席はレフトフライ。7回裏の第4打席は左腕との対戦となり、代打タイラー・オニールが送られて吉田は途中交代となった。2打数0安打1四球で連続試合安打が7でストップし、今季の打率は.279、OPSは.749にダウン。それでも7月は21試合で打率.333、3本塁打、20打点、OPS.898の好成績を残し、完全復調を印象づけた。