【MLB】Wソックスが球団史上ワーストの16連敗 後半戦開始から12戦全敗 シーズン122敗ペース
【ロイヤルズ4-3ホワイトソックス】@ギャランティードレイト・フィールド
日本時間7月31日、泥沼の15連敗中のホワイトソックスは本拠地ギャランティードレイト・フィールドでのロイヤルズ3連戦の2戦目を迎え、8回表に3点を失って3対4で逆転負け。1967~68年に記録した15連敗を上回り、球団史上ワーストの16連敗となった。ロイヤルズ先発のマイケル・ワカが7回5安打2失点の好投で8勝目(6敗)を挙げ、3番手のサム・ロングは今季初セーブを記録。ホワイトソックス2番手のフレイザー・エラードはメジャー初登板で敗戦投手となった。 【動画】ホワイトソックスのアンドリュー・ボーンが13号ソロを放つ(MLB.comより) 初回にワカの暴投で先制したホワイトソックスは、3回表にマイケル・マッシーの9号ソロで同点に追いつかれたものの、4回裏にアンドリュー・ボーンの13号ソロで勝ち越しに成功。先発のジョナサン・キャノンは7回1安打1失点という素晴らしいピッチングを見せた。ところが、8回表に2番手のエラードが一死1・3塁のピンチを招き、3番手のジャスティン・アンダーソンが連続タイムリーを浴びるなど、この回3失点。8回裏に1点を返したものの、3対4で敗れ、悪夢の16連敗となった。 ホワイトソックスは今日の試合が今季110試合目。27勝83敗で勝率は.250を下回っており、すでにレギュラーシーズンの負け越しも確定している。このままいけば、シーズン40勝122敗のペース。20世紀以降のワースト記録は、創設初年度の1962年にメッツが記録した120敗だが、それを上回るペースで黒星を重ねている。トレード・デッドラインで多くの主力を放出しており、黒星を重ねるペースはさらに加速していくかもしれない。まずは後半戦初勝利(現在0勝12敗)が目標となる。