夏疲れを撃退!いま話題のインドネシアのハーブ療法「ジャムウ」の美容・健康効果を深掘り
最近、新たに耳にするようになった「ジャムウ」。実際にどんな効果があるのか気になりますよね? インドネシア発祥の伝統的なハーブ療法である「ジャムウ」は、美容と健康にさまざまな効果があると言われています。今回は、「ジャムウ」の基本情報からその美容・健康効果をバリ島在住ユニット ALY.さんに教えてもらいました。またエディターが実際にジャムウドリンクを作って飲んでみた感想も、詳しくご紹介します! 【写真】胃に優しいヘルシー夜食6選
「ジャムウ」とは?
──最近、新たに耳にする「ジャムウ」とは、どういうものでしょうか? ALYさん 「ジャムウ」は1300年前にインドからインドネシアに伝わった伝統的なナチュラルハーバルドリンクです。医療のない時代から民間療法として、心と体を労るために受け継がれ、現在も庶民に愛され、日常的に飲まれています。 ──インドネシアで「ジャムウ」はどんな存在ですか? ALYさん 「ジャムウ」は美容と健康に寄り添った存在で、日常的に飲まれています。レシピもさまざまで、家庭的なものからカフェメニュー、ローカルの女性が売り歩くオリジナルのジャムウなど、多くの種類があります。長年にわたり伝承され、ドリンクだけでなく、調味料や化粧品としても利用されているんですよ。 ──どんなときに飲みますか? ALYさん 体調を整えるため、特に風邪や疲労感、季節の変わり目などによく飲まれます。消化不良、頭痛、関節痛などの症状を軽減するほか、女性の健康維持、生理痛、更年期障害などのケアにも需要があります。 ──材料も教えてください! ALYさん 主な材料は植物の根、葉、茎、果実。ターメリック、生姜、タマリンド、クルクマなどです。生姜は「アロマティックジンジャー」という品種が使われることが多く、独特な爽やかな香りとスパイシーな味わいにしてくれます。 料理の欠かせないスパイスとしても親しまれており、バリ料理だけでなくインド料理、タイ料理、四川料理などにも取り入れられているんですよ。