夏疲れを撃退!いま話題のインドネシアのハーブ療法「ジャムウ」の美容・健康効果を深掘り
「ジャムウ」は古来からフェムケアとしても親しまれていた
ALYさん 今では庶民にも親しまれている「ジャムウ」ですが、昔は内側からも美を保ち常に若々しくいるための、王女たちの飲み物でした。 そんな「ジャムウ」は、現代でも女性の味方。産前産後、ライフステージの節目を迎えた女性特有の悩みのケアにも最適です。ウコンや生姜の成分が巡りを整え、妊活や産後のフェムケアに役立ち、冷え性の対策としても親しまれています。
「ジャムウ」の効果はこの3つ!
①免疫力アップ 体の自然な防御機能を強化する効果がある「ジャムウ」。定期的に飲むことで、免疫力が高まり、病気から身を守る手助けをしてくれます。特に風邪予防に効果的で、季節の変わり目などに飲むと、体調をくずしにくいと言われています。 ②消化促進 「ジャムウ」には消化器系の健康をサポートする効果も。胃の不快感を和らげ、消化をスムーズにし、食べものから栄養素の吸収を改善します。これにより、食べすぎや消化不良を防ぎ、健康的な消化サイクルを保つことができるとされています。 ③美肌ケア 肌の健康を保つ効果も期待できる「ジャムウ」。保湿や鎮静効果があり、乾燥肌や敏感肌の改善をサポートしてくれます。また、抗酸化作用があるため、肌の老化を防ぎ、若々しい肌を保つ手助けも。定期的に飲むことで、内側から美肌へと導いてくれます。
「ジャムウドリンク」をエディターが実際に作って飲んでみた!
■今回試したのは「ジャムウ ハーバル ドリンクパウダー」 ALYさんがオリジナルで作ったパウダータイプの「ジャムウ ハーバルドリンク パウダー」を購入してみました! 現地の「ジャムウ」は慣れないと苦味を感じることもあるため、伝統的なレシピに用いられるターメリック、ジンジャー、アロマティックジンジャー、ココナッツシュガーを使用しながら、日本人に合うように作ったというレシピ。 初体験の「ジャムウ」は未知なことばかりですが、インドネシアの伝統的なナチュラルハーバルドリンクが日本で飲めるのは感激です!
■「ジャムウドリンク」を作ってみた お水150mlにジャムウ ハーバル ドリンクパウダー 小さじ1/2を入れてよく混ぜます。だまになるかな? 混ざりにくいかな? と思ったのですが、水にふわっと溶けて、きれいな黄色いドリンクが完成しました! 混ぜているときから生姜の香りを感じます。 そのままでもいいですが、甘みがあるとさらに飲みやすいとのことだったので、はちみつを大さじ2/3杯加えてみました。はちみつ以外にも、ココナッツシュガーやアガベシロップもおすすめだそうです。 ■「ジャムウ」を飲んで感じたこと 飲んでみると生姜のいい香りが広がり、ほのかな甘みを感じます。スパイシーさが後味となり、さっぱりした味わい。クセも強すぎず、日本でいう冷やし飴のような味に似ているかもしれません。 飲んで15分ほどたつと、体の内側がポカポカしてきて、クーラーや冷たい飲み物で冷えた体を温めてくれるような心地よさを感じます。アロマティックジンジャーやウコンで血行促進されているからか、夏バテで減退した食欲が少し戻ったような気がしました。 この夏や季節の変わり目を健やかに乗り切るためにも飲み続けてみたいと思います。冬にはホットで飲むのもおいしいとのことなので、試してみたいです。 教えてくれたのは… バリ島在住ユニット ALY. 「もっと楽しくエシカルに」をモットーに、バリ島在住の日本人二人によるデザイン&物作りユニット。もっと地球に優しく健康な考え方へシフトできるようなアイテムを制作。インドネシアの伝統飲料ジャムウハーバルドリンクをはじめ、エプロンや雑貨などバリらしいエッセンスを加えたものを届けている。 体験したのは… エディター 高浦彩加 1993年9月生まれ。食べること、飲むこと、サウナが大好きで好奇心旺盛な編集者。yoiではライフスタイル記事を担当。「気になったらまず体験」を大切に、今日も新しい発見を求めています! 撮影・構成・取材・文/高浦彩加 画像提供/ALY Design