霧島連山・硫黄山で噴火(全文2完)火口から2kmの範囲内に近づかないように
何カ所から噴煙が出ているのか
読売新聞:すいません、読売新聞ですが、噴石の大きさとか飛んだ距離というのはまだまったく分からない。 齋藤:その辺りはもう少し精査させてください。 読売新聞:あと、噴煙が出ている場所というのは何カ所から出ているというふうに。 齋藤:カメラ等で見ますと、少なくとも2カ所以上ですけども、その辺も、もともと1カ所、2カ所、場合によっていろんなところから出ておりましたので、複数箇所ですね。 読売新聞:あと新燃岳と、御鉢のほうなんですけど、その辺に対しての影響っていうのは何か考えられるんでしょうか。全体としてもう1回。 齋藤:その辺はよく分かりませんが、現在のところ新燃岳、それから御鉢に特に活動に変化はないということは、現時点では確認しております。
黒い噴煙と白い噴煙について
日本テレビ:日本テレビですが、今、噴煙の色がどちらかと言うと白っぽいかと思うんですが、ここから何が言えるかということと、これからもし今後、黒っぽい色に変わってきた場合にはまた、それは何を表しているのかという部分も、ちょっとあらためてお願いします。 齋藤:白というのは基本的に水蒸気というか湯気ですね。水が多いと白っぽくなります。噴火当初、真っ白ではなくて、ちょっと黒っぽい色が混じっていたということで噴火と認め、かつ、噴石の飛散を確認したというところでございます。地下からいわゆる火山灰がたくさん出てくると色が黒っぽくなってくるというところでございますので、その辺りの状況もしっかり見ていきます。 記者8:えびの高原で警戒レベル3になるのはいつ以来。 齋藤:初めてです。 記者8:初めて。 記者9:レベル2に上げられた理由を、時期と、もし、いったん下げたりされてたら確認をさせていただきたいんですが。 齋藤:レベル2に上げたのは、最後は2月20日ですね。2月20日にレベル2に上げました。そのときは地震だったかな。レベル2に上げたのは2月20日でございます。 記者9:【**** 00:18:35】、地震の増加となってますが。地震の増加。 齋藤:地震の増加。