【2024-25年】冬休みに見たい展覧会21選[東京編]
【12~2月】「古筆切 分かち合う名筆の美」(根津美術館)
平安時代、貴族たちは書に秀でた能書家に勅撰和歌集や私家集の書写を依頼し、それらを贈答品や調度品として用いた。当代一流の能書家が写したこれらの歌書は、室町時代以降、茶の湯の流行や書の鑑賞文化のなかで一紙や一頁、あるいは数行単位に切断・分割されるようになり、「古筆切(こひつぎれ)」と呼ばれる形式が生まれた。本展では、重要文化財に指定された「高野切」をはじめ、平安から鎌倉時代にかけて書かれた古筆切を一堂に展示する。 会場:根津美術館 会期:12月21日~2025年2月9日
【10~2月】「モネ 睡蓮のとき」(国立西洋美術館)
フランスの印象派を代表する画家、クロード・モネの展覧会が国立西洋美術館で開催中。日本でも広く親しまれている「積みわら」や「睡蓮」の連作を手がけているモネだが、本展はとくに画家の晩年の制作と表現の変化に焦点を当てる。世界最大級のモネ・コレクションを誇るパリのマルモッタン・モネ美術館より、日本初公開作品を含む、厳選されたおよそ50点が来日。日本国内に所蔵される作品も加え、計64点の名画が集結している。 会場:国立西洋美術館 会期:10月5日~2025年2月11日
【11~2月】「そこに光が降りてくる 青木野枝/三嶋りつ惠」(東京都庭園美術館)
現代を代表するふたりの女性作家、鉄の造形で知られる青木野枝と、ガラスを用いる三嶋りつ惠の展覧会が東京都庭園美術館で開催されている。同館(旧朝香宮邸)の各所に作品を配置し、鉄とガラスというふたつの素材を通じて、生命の輝きを想起させる現代美術の世界観を、新作インスタレーションを含む作品を通じて体感できる展覧会となる。 会場:東京都庭園美術館 会期:11月30日~2025年2月16日 ミューぽんで20%OFF!(2名まで割引)
【11~2月】「Hello Kitty展 ―わたしが変わるとキティも変わる―」(東京国立博物館)
サンリオの人気キャラクター、ハローキティの50周年を記念した展覧会「Hello Kitty展」が東京国立博物館 表慶館で開催中。本展では「キティとわたし」の50年をテーマに、ハローキティだけが持つユニークさをひもとく。史上最大量のグッズが展示されるほか、アーティストとのコラボ作品、オリジナル映像コンテンツ、フォトスポットなど、見どころあふれる展示となっている。 会場:東京国立博物館 会期:11月1日~2025年2月24日