アーセナルGKラムズデール、サウサンプトンへの移籍が決定的に…クラブ間で合意か
アーセナルに所属するイングランド代表GKアーロン・ラムズデールが、サウサンプトンに移籍することで合意したようだ。28日、イギリスメディア『BBC』や『スカイスポーツ』などが伝えている。 現在26歳のラムズデールはシェフィールド・ユナイテッドやボーンマスを経て、2021年夏に最大3000万ポンド(約57億円)と報じられた移籍金でアーセナルに加入した。ドイツ代表GKベルント・レノ(現:フルアム)から定位置を奪って以降は2シーズンに渡って正守護神として活躍。2022-23シーズンはプレミアリーグ全38試合に出場し、7シーズンぶりのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得にも大きく貢献を果たした。 しかし、在籍3年目の昨シーズンはブレントフォードからレンタル加入したスペイン代表GKダビド・ラヤにスタメンの座を奪われ、公式戦の出場はわずか11試合にとどまると、今夏にはラヤの買い取りオプションが行使されたことから、2024-25シーズンもラムズデールの出場機会は限定的になると見られており、今夏の移籍市場での退団が噂されている。 そんななか、今回の報道によると、サウサンプトンが完全移籍でラムズデールを獲得することでアーセナルとクラブ間で合意に達した模様で、29日にはメディカルチェックが行われる予定となっており、正式発表は時間の問題になっているようだ。 なお、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、アーセナルは1800万ポンド(約34億円)を固定の移籍金として受け取るほか、サウサンプトンがプレミアリーグに残留した場合には100万ポンド(約1億9000万円)、さらに同選手のパフォーマンスに応じて最大600万ポンド(約11億円)を追加で受け取る形になることを伝えている。
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