JR大阪・新大阪駅に無料検査場「陰性確認の上、帰省を」大阪・吉村知事会見8月3日(全文1)
今日は過去最大を更新するほどの感染状況か
毎日放送:MBS、富永です。よろしくお願いします。ピークに達しているかどうかってことなんですけども、今日の感染状況、また過去最大とかを更新するような状況にはなるんでしょうか。 吉村:今日の感染状況は、過去最多にはならないと思います。 毎日放送:だいたいどれぐらいかは。 吉村:2万4000人前後です。ただ、過去最多が2万5000人ですから、そこに近い数字といえば近い数字です。で、右肩上がりに上がってるかというと、そうでもない。だから、これに非常に近い形なのかなというふうには思っています。1日単体ペースでの過去最多ではないです。 毎日放送:ありがとうございます。あと、今日からオンライン診療のスキームが始まりました。実際、もうすでに朝から結構殺到もしている状況だと聞いていますけども、始まったことについて、知事としての受け止めをお願いします。 吉村:非常に発熱外来、また救急、逼迫をしています。これだけ数が多いですから、どうしても逼迫をしてしまっている。また、全ての医療機関でこの対応をしているわけでもないというのが、やはりコロナの、2類相当の扱いの根本にもあります。そういった中で、さらに数が多い、マスが多いということにもなりますので、発熱外来、それから救急、非常に逼迫すると。救急外来、逼迫するという状況です。ですので、そういった意味では、発熱外来等については、リスクの高い高齢者の方であったり、基礎疾患がある人、あるいは妊婦さん、子供、そういった方々にできるだけ優先させるべきだと。で、若くて症状が軽い、軽症の方については、できるだけ、オンラインスキームをつくったので、ぜひそれをお願いしたいというふうに昨日発信して、今日から動きだしました。
週末までには約5000人に対応できるよう増やしていく
今、まだ動きだして、増やしてる最中ですけれども、今日から動きだすということで、今、そこについては非常に混雑している状況です。ですので、だいたい2000人ぐらいは対応できるんですけれども、この週末までには5000人ぐらい対応できるように、日々、増やしていきますから、これから増やしていきます。 実際、この午前中の段階で、もうその予約が埋まるぐらいの数になってますので、非常に需要は多いというのが現実です。ですので、われわれもその受け手の場、供給もどんどん増やしていくということを今進めています。今、今日始めたところで、もう走りながらやってる制度でもありますので、いや、今日の予約できなかったじゃないかと思われる方もいらっしゃると思いますけども、ここは少し、申し訳ないんですけど、ご理解もいただきたいというふうに思っています。われわれとして、できるだけこの枠を広げていって、そして先ほど申し上げたリスクが高い方に、非常に逼迫してるときでも、そういった方ができるだけ優先されるような形のスキーム、これは方向性として間違ってないと思いますので、あとはその受け皿をできるだけ増やしていきたい。 また、その受け皿を増やすというのはもうすでに始めてますので、今週の週末には倍ぐらいになるという状況です。またさらに、そこから必要に応じて拡大をしていきたいと思います。ただ、今日から始まったばかりなので、ちょっとどうしても今、もう完全に逼迫を、それ自体も非常に混雑して、逼迫しているという状況は、もうそれは事実なので、ちょっとそこは申し訳ないですけど、ご理解いただけたらと思います。これからさらに広げていきたいと思っています。 毎日放送:あと、同じ、東京都とかのほうでも、今日からそういう発熱について、発熱外来を利用しない形のスキームが始まってますけども、例えば東京都や京都府などでは、オンライン診療、診療ではなくて、陽性になった人が自分で登録をして、それによって医師がもう自動的に確定診断するようなスキームになっていますけども、大阪府ではやはりオンライン診療というのは必要というふうに考えてますでしょうか。 吉村:はい。まずどうしても、軽症といっても後遺症も残る場合もあるともいわれている中のウイルスの扱いですから、できるだけオンライン診療を広げていくと、このスキームを広げていきたいと思っています。ただ、ご指摘のとおり、今日の朝もそうですけども、非常に需要も多いところでもあります。 【書き起こし】大阪・吉村知事会見8月3日 全文2に続く