高飛び込み、玉井陸斗が銀メダル 卓球女子団体、中国に敗れ「銀」
【パリ共同】パリ五輪第16日の10日、男子高飛び込み決勝で玉井陸斗(17)=JSS宝塚=は2位となり、銀メダルを獲得した。卓球女子団体で早田ひな(24)=日本生命=と平野美宇(24)、張本美和(16)=ともに木下グループ=の日本は決勝で中国に敗れ、銀メダル。レスリング男子フリー65キロ級の清岡幸大郎(23)=三恵海運=は決勝に進み、銀メダル以上が確定した。 男子マラソンで赤崎暁(26)=九電工=が6位に入った。スポーツクライミング女子複合の森秋彩(20)=茨城県連盟=は4位。 レスリング女子76キロ級で昨年の世界選手権を制した鏡優翔(22)=サントリー=は準決勝に進んだ。ゴルフ女子の最終ラウンドで山下美夢有(23)は4位だった。ブレイキン男子では、日本選手団の旗手を務めた半井重幸(22)=ダンサー名・SHIGEKIX、第一生命保険=が登場。 大会は11日(日本時間12日未明)の閉会式で幕を閉じる。
玉井陸斗の話 (メダルは)夢だったので、重みがある。(5回目から)心は揺れたが、今までにやってきたことを信じた。(終わって)ほっとした気持ち。 早田ひなの話 自分たちが持っているものは最大限出すことができた。最後、自分が先輩として足を引っ張ってしまった。(ダブルスを)取れていたら試合展開は変わっていたと思うが、あそこからが中国の強さ。 平野美宇の話 自分の力はかなり発揮することができたかなと思う。勝つまでには至らなかった。またリベンジできる時があれば、その時までに強くなりたい。 張本美和の話 負けて悔しい。自分の持っているものは出し切ることができた。でも、まだ足りなかった。 山下美夢有の話 ちょっと今は何も考えられない。メダルを目指してやっていたので、結果4位はあまり良くない。プレッシャーは特にそこまでなかったが、粘ることができなかったのは自分のミス。9番と16番のダブルボギーがもったいなかった。