「一番の思い出は東京パラリンピックでの金メダル」車いすテニス・国枝さん会見2月7日(全文1)
2021年の東京パラリンピック大会で金メダルを獲得するなど、車いすテニス男子で長年活躍してきた国枝慎吾さんが7日、都内で引退会見を行った。 【動画】車いすテニス・国枝さんが引退会見「最高のテニス人生を送れた」(2023年2月7日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「車いすテニス・国枝さんが引退会見「最高のテニス人生を送れた」(2023年2月7日)」に対応しております。 ◇ ◇
本日の進行説明
司会:皆さま、本日はお忙しい中ご来場いただきまして誠にありがとうございます。ただ今より、ユニクロ グローバルブランドアンバサダーおよび所属選手、車いすテニス、国枝慎吾選手引退会見を開催いたします。 それでは会の進行について簡単にご説明させていただきます。まず初めに、国枝慎吾選手の所属企業である株式会社ユニクロを代表して、社長の柳井正より皆さまへごあいさつさせていただきます。続きまして国枝慎吾選手より皆さまへごあいさつさせていただきます。会の後半には質疑応答およびフォトセッションのお時間を予定しておりますので、皆さま、どうぞ最後までお付き合いください。申し遅れましたが、本日の司会進行を務めます菰田敦子と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 早速、登壇者のお2人にご登壇いただきましょう。柳井社長、国枝選手、どうぞステージへお越しください。柳井社長、国枝選手、本日はよろしくお願いいたします。まず初めに、国枝選手の輝かしい功績に彩られた競技人生をVTRにまとめましたので皆さまにご覧いただきたいと思います。柳井社長、国枝選手も一緒にご覧ください。
競技人生をVTRで紹介
ナレーション(VTR):その発表は突然でした。国枝慎吾、現役引退。小学6年生で車いすテニスを始めた少年は、たゆまぬ努力を積み重ね、世界の最先端をいくテクニックと誰にも負けない精神力を武器に、長年、頂点に君臨。「俺は最強だ!」、この言葉を胸にさまざまな逆境を跳ね返し、偉業を成し遂げていく姿は世界中のファンに勇気と希望を届けました。しかし、ここ数年は戦うモチベーションを見つけるのが難しかったという国枝選手。 国枝(VTR):パラリンピック終わってから相当しんどいですね。自分自身をどう駆り立てればいいのかというのは大会期間中さえも思いましたし。もう今日は最後の試合になるかもしれないなという思いも含めて戦ってたところもあるので。 ナレーション(VTR):引退への思いも抱えながら戦った2022年、全豪、全仏を制覇。そして悲願だったウィンブルドンのタイトルを獲得し、生涯ゴールデンスラムを達成したのです。愛する仲間と共にテニスと向き合い、己を信じて戦い続けた英雄、国枝慎吾。かなえたい夢を全て成し遂げ、大きな決断を下した今、新たな人生を歩み始めます。 司会:国枝選手のこれまでの軌跡をご覧いただきました。前人未到の偉業を成し遂げた国枝選手、大切にこの時間を進行させていただきます。それではここで国枝慎吾選手の所属企業である株式会社ユニクロを代表して、社長の柳井正より皆さまへごあいさつをさせていただきます。柳井社長、よろしくお願いいたします。