大阪府・吉村知事が定例会見8月18日(全文4)現状で2回接種者の重症化率、死亡率は0%
休校はできればやりたくない
これ、広がったのは7月中旬ぐらいから広まっていますから、上旬・中旬ぐらいから広がって、夏休みに入っている時期で広がっているので、今これだけ市中感染がある中で学校が始まるっていうのは初めての経験になりますから、場合によっては学校でどんどん広がってくるようなことがあれば、そして大人に、親の世代にどんどん広がっていってということになったら、これはどうするのという議論をせざるを得ないような状況も、やっぱり想定しなくちゃいけないと思ってます。 これは40代、50代とか親世代にワクチンが広がっていればまたちょっと違うのかもしれませんが、ワクチンが広がるのはどう考えてもやっぱり10月~11月ぐらいになるので、9、10、11、まだあと3カ月ありますから。このワクチン効果を見る限りでは、早くこのワクチンを広げたいっていうのがあるんですけど、供給量は限られています。そのときに、学校でどんどん広がったときにどうするかっていう議論は、本当は今しておかなきゃいけないんじゃないかなっていうのが僕の考え方です。だからここら辺も分科会とかいろんなところで議論にならないのがなんでかなって、僕はむしろそこが疑問に思うんですけど。始まって起きなければ一番いいと思っています。あとは、事が起きないように感染対策をぜひ徹底してもらいたいと思います。休校はできればやりたくないと思っています。 関西テレビ放送:もうお答えいただいたと思うんですけど学校とかの場でクラスターが起こる可能性、感染者が増えてくれば学校内でクラスター起こる可能性もあれば、われわれのように大人だと会社とかいろんな職場でクラスターが起きる。じゃあ一定数やっぱり起こりうるリスクがあって、ただ、子供だと、今回、増えてるっていうデータが会議では示されましたけれども、一定数の、大人の職場や会社とかで起こるクラスターよりも、子供の学校で起こる感染のほうが数字としても割合が高くて、そこから家庭内感染がすごく激増しているような状況に限られた、今、お話をされているという理解でよろしいでしょうか。 吉村:その理解でいいです。子供の学びの場はぜひ大切にしたいと思っています。僕もその世代を育てている親ですから、それはぜひ保障したいと思っています。ただ、ちょっとどうなるか分からないから、きちんとモニタリングしていかないといけないところだと思っています。 司会:よろしいですか。では次の方。では正面の。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見8月18日 全文5に続く