大阪府・吉村知事が定例会見8月18日(全文5)ロナプリーブ集中的に使うべき
大阪府の吉村洋文知事は18日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「宿泊療養施設でロナプリーブ点滴を行う」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年8月18日)」に対応しております。 【動画】「宿泊療養施設でロナプリーブ点滴を行う」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年8月18日) ◇ ◇
抗体カクテル療法の薬剤確保の見通しは
朝日新聞:朝日新聞の浅沼と申します。1点だけお伺いします。抗体カクテル療法について、薬、薬剤について確保の見通しっていうのは現時点でいかがでしょうか。 吉村:これについては先日の菅総理の会見でも十分、薬剤確保をしているというふうにも、これは国民に向けて発表もされています。われわれも厚労省と直接やりとりはしていますけれども、薬剤が不足しているというのは聞いてないです。薬剤はそういった意味で確保できると。どのぐらいあるかはちょっと分からん、知らないんですけど、ただ適応範囲もかなり限られていますから、今の適応範囲でやる限りは十分回せるという判断で厚労省もやっていると思いますし、薬剤が足りませんから送れませんというのは今のところないです。 どのぐらい国として、国家として確保しているかは、ちょっとすいません、僕自身も分からないですけど。大阪府が要請する分についてはきちっと確保できているし、それから、ちょっと前までの課題であったんですけど医療機関が入院した患者さんに、この患者さんに投与するから薬剤送ってくださいっていう登録にしてから送ってもらうっていう仕組みをちょっと前までやってたんですけど、それは廃止になりました。廃止になったのかな。大阪府でもう適用されていない。
薬剤不足は生じていないと思う
要は在庫を持つことができるようになりました。それも当然、一定の限りはあると思いますが、ルールがあると思うんですけども、前までの仕組みだと、入院したこの人のために薬剤をお願いするって、例えばそれが金曜日だったら土日挟んで月曜日とか、もう7日過ぎてるやんかみたいな話になって、これは医療現場からも問題点指摘されてたんですけど。今は、そう多くないとは思いますけど、在庫を持っていいということになっているので、大阪府では今、今日の本部会議でもありましたけど、120か。125のコロナの医療機関、だいたい軽症・中等症をやっている病院の8割から9割ぐらいだと思うんですが、そこがもう登録してそういった薬剤は確保していますので、薬剤不足は、今は生じてないと思っています。で、僕がやってくださいよって外来でお願いしたいっていうのを言ってるんですけど、外来に広げたらどのぐらい薬剤が使われるかとか、そういう統括コントロールはおそらく厚労省で判断されるのかなと思っているので、ちょっとそこの数が分からないからなんとも言えないですけど。 ただ、僕が思う基本的な考え方は、限られているかもしれないけど、限られているとしても今は使うべきだというふうに思っています。将来のために、なくなったって言ったら、やっぱりメディアからも、うわーっと大批判されるから、なんとかなくなったいうことがないようにしようとしてる。いろんな考え方はあるかも分からんけど。