大阪府・吉村知事が定例会見8月18日(全文4)現状で2回接種者の重症化率、死亡率は0%
大阪府の吉村洋文知事は18日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「宿泊療養施設でロナプリーブ点滴を行う」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年8月18日)」に対応しております。 【動画】「宿泊療養施設でロナプリーブ点滴を行う」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年8月18日) ◇ ◇
接種者のデータを見てわかることは
産経新聞:さっきと話が変わってしまうんですが、ワクチン接種の効果という部分で、今回、初めて府のワクチン2回接種された方とのデータが出てきて、実際に接種された、統計の数自体は少ないですけど、だいぶやっぱり効果が見られているかなと思いますけど、その点の、実際にそういうデータを見ての【*** 00:58:29】という部分もあると思いますか。 吉村:ワクチンを接種した人がどのぐらい、第5波で陽性者が非常に多いですけど、ワクチン接種した人の割合はどのぐらいなのか、重症者の人の割合はどのぐらいなのか。これはワクチンで、いろんな数字上の評価は、90%以上の効果があるとか、いろんなことはもう周知なんですけど、じゃあ大阪の実際の陽性者数に当てはめたときにどうなんだっていうことは非常に重要な実数になってくると思います。ですので、ここはもう健康医療部とも話をして、きちんと整理して発表していこうというのはもう、ちょっと前から共有して、僕からも話もして、今回まとめてくれました。
ワクチンの効果は顕著
やはりそれを見ると、ワクチンの効果っていうのは顕著だと思います。非常に高い効果があるということはもう明らかだと思います。まだ数自体がそこまで多くないということがありますんで、そこは今後、数を重ねていく必要があると思いますけれども、まず2回接種した人、あとは14日、例えば抗体が獲得されると思いますが、2回接種して14日たった、発症した人っていうのは317名でした。317名のうち重症者は何人かというと、0です。死亡は何人かというと、これも0です。今のところワクチンを2回接種した人の重症化率、死亡率は0%です、大阪において。非常に高い効果がやはり見られていると思います。 そして、ワクチン接種した人とそうでない人との群とで陽性者の数のデータがどうなっているのかというところですけれども、これもやはりグラフ上は非常に、10万人当たりの数字を出しました、30代以下、それか40から64歳、65歳以上で出しましたけれども、ここで見てももう明らかに、2回接種して14日以降たった人の陽性者の割合っていうのは圧倒的に少ないという状況です。 ここにグラフが、これはホームページでも公表してますけど、こういった形で上に右肩にぐいっと上がっているのが接種していない人の群。接種した群はほとんど地べたをはっているような数字です。20代・30代で少し地べたから上がっているところがありますけど、ここだけ比較しても圧倒的にやっぱり数も違うし、この2回接種した人の、そもそも新規陽性者が圧倒的に少ないということ。 そしてもう1つは、何より、これが僕、非常に重要だと思うんですけど、重症化が0です、今のところ。これから出てくるかもしれませんけど、ここは8月・9月と統計を取っていこうと思います。ですのでこのワクチンの接種、いろいろ悩まれている方もいるとは思いますけれども、ワクチン接種により得られるベネフィット、利益、コロナの重症化を下げる、死亡を下げるという意味では圧倒的な効果があるので、ぜひワクチンを接種していただきたいと思います。