1月の退団が噂されるオシムヘン…ガラタサライ副会長は明確に否定「議論する必要はない」
ガラタサライの副会長を務めるイブラヒム・ハティポル氏が、同クラブにレンタル加入中のナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンについて言及した。24日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。 現在25歳のオシムヘンは、ドイツのヴォルフスブルクでプロキャリアをスタート。シャルルロワとリールでのプレーを経て、2020年9月にナポリへと完全移籍で加入した。在籍3年目の2022-2023シーズンにはセリエAで26ゴールを挙げて得点王を受賞。クラブを33シーズンぶり3度目のスクデット獲得に導いた。昨シーズンも公式戦32試合出場17ゴール3アシストをマーク。チェルシーやパリ・サンジェルマン(PSG)などのメガクラブや、サウジアラビアからの関心が報じられていたが、今夏にガラタサライへ1年間のレンタル移籍を決断した。 ガラタサライとの契約には買い取りに関するオプションや義務が含まれていないものの、1月での契約解除条項が付帯していると報じられていたオシムヘン。複数のイタリアメディアは、名門ユヴェントスが冬での獲得を画策中と指摘している。 そんななか、ハティポル氏がオシムヘンの将来について言及。「オシムヘンは6月までガラタサライの選手だ。このことを議論するのは、議題をすり替え、オシムヘンを見る楽しみを台無しにしようとするものだ」と述べつつ、「人は自分が幸せになれる場所でプレーするものだ。彼はシーズン終了まで私たちと契約を結んでいる。彼はガラタサライに来たことをとても喜んでいる。シーズン途中に退団するかどうかを議論する必要はない」と冬での退団を明確に否定した。
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