加藤小夏ドラマ初主演、想像超えるアクションで全身筋肉痛に
主演の3人がそれぞれ初主演という配信ドラマ「取り立て屋ハニーズ」(ひかりTV、dTVチャンネル)に、THE PAGEでも約2年前に近い将来ブレークが期待される俳優として取材した加藤小夏がキャスティングされた。悪質債務者に美人三姉妹が立ち向かうという異色アクションドラマで、加藤は主人公の一人である次女・丹羽シズカ役を演じる。26日からの配信を前に撮影真っ只中の加藤に聞いた。 【写真特集】21歳になった加藤小夏、つかんだ初主演
もとから持っている自分なくしたくない
2年前は19歳だった加藤も、成人してただいま21歳。たった2年といえばたった2年だが、取材現場で受ける印象はずいぶん落ち着いたように感じられる。俳優としてどのような変化があったのか。 「役者になる前から、もとから持っている私自身をなくしたくはないなというのをずっと思っていました。私生活をちゃんとしていたいですし、そういう基本的なところがあって、その上で役者という仕事があると思っているので、とにかく加藤小夏という人間らしくいたいなってずっと思って過ごしていました」 この間、ドラマやバラエティー、CM、MVと出演を重ねてきたがいろいろなことに流されず自分をしっかりと持ちつつ俳優として着々とステップアップしてきたようだ。 「朝起きて、ご飯作って、女性としてちゃんとお化粧をして、どういう風に生活をしたら居心地が良いかなとか、綺麗でいられるかなとか考えながら過ごしています。あとはギター弾いたり、最近は刺繍したり、映画も観ますし本も読みます。やりたいことをしながら役者としてのお仕事をしています」
想像超えていたアクションシーン 全身筋肉痛に
「取り立て屋ハニーズ」では本格的なアクションシーンにも挑んでいるが、想像以上に過酷だという。 「いざやってみると想像以上に頭から足先までやらなくてはいけないことが多かったので、やっぱりアクションをやられている方々はすごいんだなって実感しました。アクションシーンの翌日はベッドから起き上がれないくらい筋肉痛になって、首から足まで痛くて、座るのもつらい状態が3日ぐらい続きました」 現場ではアクションの指導を受けながらの撮影となるが、あらためて難しさを痛感した。 「体はこう引かないとうまく映らない、ここは足が平行じゃないときれいに映らないとか、映像を確認しながら細かく丁寧に教えていただきました。足をぴたっと止めなくてはならないんですけど、軸がブレてしまってきれいに決まらないんです。アクションの順序も手が先なのか足が先か…頭の中は混乱するし、身体も混乱するし。以前ダンスを習っていたのですが、ダンスの振り付けとはまた違う難しさがありました」 でも楽しかった、と笑いながら振り返る。俳優としてたくましさも身につけつつあるようだ。