2019年に“見つかる”?「I”s」出演の加藤小夏「少女時代はボクっ娘」
ことし2019年にブレークが期待される女優、加藤小夏がそろそろ“多くの人々に見つかりそう”だ。昨年12月21日から配信スタートしたドラマ「I”s(アイズ)」(BS スカパー!・スカパー!オンデマンド)の4人のヒロインのうち最後に登場する麻生藍子役を演じている加藤。同作は「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、累計発行部数1000万部を突破した桂正和氏の同名の人気コミックが原作。90年代に男子中高生の“恋愛バイブル”とまで呼ばれ、実写化が待たれていた青春ラブストーリーだ。加藤演じる藍子は、主人公・一貴(岡山天音)が一人暮らしをするアパートの隣に住む秋田出身の大学生。昨年、「痛快TVスカッとジャパン」(フジテレビ系)で地上波に初出演し上昇気流に乗った感のある加藤だが、『I”s』が決まってからさらに自分自身の気持ちもガラリと変わったという。 【写真特集】「I”s」麻生藍子演じる加藤小夏「ありのままでいたい」
スカウトされたときはガングロでした
「女優を目指すことは、最初はあまり考えていなかったんです。それが『I”s』の現場で、萩原みのりちゃんはじめ共演の皆さんがちゃんと演技しているなか、自分の演技がすごく恥ずかしかった。次にご一緒していただいたときは恥ずかしくない演技ができたらと、真剣に女優としてやっていきたいと思うようになりました」 はじめは、ダンサー志望だったとか。 「ダンスのオーディションを受けた帰り道に、いまの事務所にスカウトしてもらったんです。そのとき私、運動をしていたこともあって日焼けしちゃって真っ黒、ガングロだったんですよ。可愛いさのかけらもないような感じだったのに、なぜスカウトされるの?って、不思議な感じでした。兄がいるせいか、少女時代なんかボクっ娘で、男の子っぽい元気な子でしたから」 5歳から16歳までダンスを習い、中学のときは3年間ソフトテニスもしていたスポーツ少女。『I”s』の撮影現場でも、真冬にタンクトップとショートパンツ、サンダルで夏のシーンを撮ったが、ハードな撮影に耐えるタフさを持ち合わせているようだ。 「鳥肌も立っていたと思うんですけど、あまり覚えていないですね。それでたぶん、根性はつきました」 ジョークを交えて笑う。一貴の妄想シーンについても、とくに抵抗はなかったという。