「冬場」の「電気代」と「ガス代」はどのくらい?一人暮らしで「1万円」以内に抑えるのは不可能?
※e-Stat 政府統計の総合窓口「家計調査 家計収支編 2023年 表番号1」を基に筆者作成 上記の費用を合計すると、1万805円となります。個人の価値観などにより異なりますが、家族で暮らしている場合と比べ、一人暮らしは洗濯や浴槽に入る頻度が少なくなるため、比較的光熱費は少額であるようです。 そのため、工夫次第では光熱費を1万円以内に抑えられる可能性があるといえるでしょう。しかし、自炊をしたり暖房や冷房を多く使ったりすると、光熱費は高くなる可能性があります。
一人暮らしで光熱費を1万円以内に抑える方法
ここからは、一人暮らしで光熱費を1万円以内に抑えるための節約方法を見ていきましょう。ただし、必ずしも1万円以内に抑えられるとはいいきれませんので、あくまで参考程度にしてください。 ■契約アンペア数を確認する アンペア数を見直すことで、余計な電気代がかからなくなる可能性があります。1人暮らしのアンペア数は20~30アンペアが目安です。しかし、電気の使用量が多いのに無理やり少ないアンペア数にしてしまうと、生活に支障が出る可能性があります。普段家にいる時間や、使用する電気製品を考慮して契約しましょう。 ■電力会社を見直す 電気の自由化に伴って、電力会社を自分で選べるようになりました。賃貸に住んでいても、自分に合った電力会社を選べば、節約効果を得られる可能性があります。例えば、とある電力会社では、関東で1人暮らしの場合、12月の電気代は約5000円となり、前述の電気代の平均よりも安く抑えられる可能性があります。 電力会社によっては、ガスと電気のセット契約でお得になるプランや、夜間の電気代が安くなるプランなどもあります。自分のライフスタイルに合った電力会社を選べば、節約につながる可能性があるでしょう。
冬でも節約次第で光熱費は抑えられる
単身世帯のガス代の平均は3359円、電気代の平均は6726円、ほかの光熱費の平均は720円だということが分かりました。これらを合計すると、1万805円となります。そのため、工夫次第では光熱費を1万円以内に抑えられる可能性があるといえるでしょう。 1万円以内に抑えるためには、契約アンペア数や電力会社を見直すといった方法が挙げられますが、必ずしも1万円以内に抑えられるとはいいきれませんので、あくまで参考程度にしてください。 冬の光熱費で悩んでいる人は、どんなことに電気やガスを使用しているのかを改めて見直してみましょう。今回紹介した節約方法を少しでも意識すれば、大きな節約につながる可能性があります。 出典 e-Stat 政府統計の総合窓口 家計調査 家計収支編 2023年 表番号1 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部