コロナ対策「行動制限せず、先手先手で必要な対策講じる」小池都知事会見12月2日(本文1)
エシカル消費のムーブメントを
SDGsとかエシカルとか、なんか分かりにくい言葉かもしれないけど、でも毎日の行動で、ちょっとしたことで、それが自分でできますので、こういったエシカル消費のムーブメントを、皆さん1人1人が自分のことだと思ってスタートしてください。都民の皆さんもこういった形で一緒にエシカル行動を始めるということでお伝えいたしました。次に、あ、今日はこれだけですね。といいましても、1、2、3、4、4本お伝えをいたしました。冒頭はブラボーでありました。はい、どうぞ。
コロナは5類に引き下げるべきか
記者:ありがとうございました。幹事社のほうから3点お伺いさせていただきます。まずコロナの関係で1点お伺いさせてください。東京、きのうのモニタリング会議なんかで、このままのペースでいくと12月の下旬に2万人に達するんじゃないかというような推測も出ていましたけれども、こういった状況の中で、厚生労働省のほうではコロナの5類への引き下げというような議論が本格的に始まっています。ワクチンが例えば有償になるとか、あと普通の患者と一緒に診療できるようになるので医療体制の逼迫が緩和されるんじゃないかとか、あと引き下げてしまった場合、緊急事態宣言というのを出せなくなるんじゃないか、簡単に出せないとかっていうような、いろんな変化、影響があるというふうな話になってきますけれども、知事としてはコロナの5類への引き下げというのは、引き下げるべきだというふうに考えていらっしゃるのか、引き下げるべきならどういった時期をめどにそういったことを考えればいいというふうに今の時点でお考えになっているのかっていうのを、端的にご意見をお聞かせくださいっていうのが1点目です。 2点目は、11月の27日にあったスピーキングテストの関係で1点お伺いさせてください。試験のあとに、例えば隣の教室の声が聞こえたとか、前半と後半の生徒が接触できたんじゃないかというような指摘がSNSで上がっていて、弊社のほうでも取材の中でそういったことがあったんじゃないかというようなことはいろんな方からお伺いしているところなんですけれども、知事として、都教委は例えばこういった問題を含めた運営面についての課題とか結果みたいなものを検証して発表する場というのを設けるべきだというふうに考えていらっしゃるか、もしそうであれば、だいたいどのくらいの時期までにするのが適当かというふうに考えているのかというふうなことをお伺いさせてください。 最後、3点目。11月の29日に都立大で社会学者の宮台真司さんが切り付けられる事件が起きました。知事としても、いろいろ賛否が分かれるような政策とかについて判断したりとか論じたりとかってするようなお立場にあるので、かつオープンな場でいろいろ発言されたりとか、市民の方と触れ合ったりとかされる立場だと思いますけれども、そういった立場からして今回の事件をどのように受け止めているのかということと、例えば今回、都立大ということでしたので、大学の警備体制ということについてもどういうふうにお考えになっているのかというようなことをお伺いさせてください。以上3点です。