まさかの“阪神残留”発表で大山悠輔は「三浦大輔2世」になるか 巨人と阪神で4番を務めたレジェンドが「それでも“球団一筋”の選手は減る」と断言する理由
後悔しない人生
「引退を発表した頃は、『あのままヤクルトに残ったほうがよかったかもしれない』と後悔の念に襲われたものです。しかし今ではヤクルト、巨人、阪神の3球団でプレーできたことは私の宝だと思っています。高齢者の心理状態を知る専門家と話をする機会があったのですが、80代になると『やらなかった後悔』が大半で、『やってしまった後悔』を感じている人は僅かだそうです。私のような昭和のプロ野球選手でもFA権行使に後悔はしていません。今後は1つの球団一筋という選手はどんどん減っていくでしょう」(同・広澤氏) ちなみに“ミスター・ヤンキース”の代表選手であるベーブ・ルースは、もともとレッドソックスの選手だったことは有名なエピソードだ。 だが、現役最後のシーズンをブレーブスでプレーしたことは意外に知られていない。野球の神様でさえMLBで3チームを渡り歩いたのだから、プロの野球選手に移籍はつきものということなのかもしれない。 デイリー新潮編集部
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