お手製の正月飾りで迎春を、親子が門松作りに挑戦 大阪・八尾
新年を前に、門松作りを楽しむイベントが大阪府八尾市のアクトランド八尾で開かれた。小中学生の学習サポートや不登校の子供を支援する同市のNPO法人「輝」が主催。参加した親子は「気持ちよく正月を迎えられそう」と喜んだ。 イベントには同市などの小中学生と保護者8組が参加した。事前にボランティアスタッフが伐採した竹を、参加者がノコギリで15センチ程度にカット。松やハボタン、ナンテンなどを思い思いに飾りつけて、オリジナルの門松を作り上げた。 合間には余った竹筒を使った炊飯にも挑戦。子供たちは、竹の香りがする炊き込みご飯をほおばった。 イベントは今年で6回目。輝の田中康正理事長は「門松を作りながら親子で語り合い、絆を強めてほしい」と話した。中学1年生の女子生徒は「門松を作るのもじっくり見るのも初めて。家に飾って新年を迎えたい」とほほえんだ。