「冷凍野菜は栄養価が低い」「水菜は栄養が無い」は嘘だった…8割の人が間違える「野菜の新常識」
「ひとびとの明日を今日より健康にする」ことをミッションに、2007年よりWebサービスを開始した株式会社asken。2013年、アプリ版『あすけん』をリリースしたことをきっかけに、急成長を遂げています。累計会員数1100万人を突破した『あすけん』は今や、AI食事管理アプリとして国内最大級のアプリダウンロード数と売上※を誇り、11月16日放送のカンテレ/フジテレビ系『土曜はナニする!?』でも紹介されました。 【写真】8割の人が間違える…野菜の「新常識」 多くの方が健康管理のためにはまずは野菜が大事、と思うのではないのでしょうか。しかし、巷では「冷凍野菜は栄養価が低い」、「水菜は栄養が無い」など野菜にまつわるさまざまな噂が……。『あすけん』サービスの企画・開発に約17年間携わってきた管理栄養士の道江美貴子さんは『あすけん公式 ほぼ100円野菜で整うスープ』(ワニブックス刊)にてそんな疑問についても解説しています。本書より一部を編集・抜粋してお届けします。 ※日本国内App StoreとGoogle Play合算の「ヘルスケア(健康)/フィットネス」カテゴリにおける、2021年~2023年のダウンロード数および収益(2024年1月、data.ai調べ)
「野菜スープ」という最適解
私たち『あすけん』の栄養士チームが栄養の観点と“1100万人の食事記録”から、皆さんの健康サポートの最適解のひとつとして導き出した食事こそが、野菜スープだったことは、新刊『あすけん公式 ほぼ100円野菜で整うスープ』でもお伝えした通り。 1日の野菜の目標量は350g。生野菜でだいたい両手のひら3杯分になります。これを、すべて生野菜のままで食べると考えたらどうでしょうか? なかなか簡単ではありませんよね。 ですが、スープなら加熱することで野菜のカサが減り、ぐんと食べやすくなるのです。ビタミンCやB群などの水溶性ビタミンが汁を飲めば逃さず摂れるのもポイントです。おにぎりやパンだけの簡単なランチに一杯、温かなスープや味噌汁をつけるだけで、ぐっと満足度が上がります。 その理由はスープの水分や具材のたんぱく質、食物繊維などによって満腹感がアップするから。食事全体の満足度が上がると、心も豊かに満たされるものです。おかずの食べすぎやスイーツなどの間食を減らすことにもつながります。