子どもの頃「お母さん銀行」に親戚からのお年玉を預けていたけど、生活費になっていたことが発覚! 今からでも返してもらえる?
親が子どものお年玉を使うのは私利私欲のためではない
親が子どものお年玉を使ってしまうのは、なぜでしょうか。家庭により事情は異なりますが、次のようなことが考えられるでしょう。 ●家計が苦しい ●子どもに使った(お小遣いやプレゼント) ●子どもの教育費に充てた 家計が苦しい場合は、子どもがもらったお年玉を一時的に生活費として充てることもやむを得ないことがあるでしょう。また、高額なお年玉を一気に渡して子どもが無駄遣いをしないよう、お小遣いとして小分けに渡したり、子どもにとって有意義なプレゼントに替えて渡したいと考える親もいます。 さらに、将来の子どものために、大学費用や留学費用等に充てる教育費として貯めておいたり、結婚資金として渡せるようにしている親もいるでしょう。 お年玉を使うといっても、親が自分のために使うのではなく、子どもの生活の安全、金銭感覚の構築、将来のためなど、子どものためにお年玉を使っているということも考えられます。
まとめ
自分がもらったはずのお年玉が、結果的に「使い込まれていた」ことが分かったら、腹立たしい気持ちになる人もいるかもしれません。しかし、親がお年玉を使ってしまうといっても、「親の私利私欲」に使っているのではなく、子どものために使っているということも多いと考えられます。 お年玉が使われてしまったからといって親を責めるのではなく、その使われた経緯を聞いてみると、案外納得するものかもしれません。また自分が親の立場になった場合は、親として子どものお年玉をどう管理し、どう使っていくのかを家庭内で子どもを交えて話し合ってみるのもいいでしょう。 出典 学研キッズネット お年玉に関するアンケート 執筆者:渡辺あい ファイナンシャルプランナー2級
ファイナンシャルフィールド編集部