米メディアは大谷翔平の“投手初戦”を絶賛…「今季活躍の予兆」受けたスタッシ捕手は「彼の球はより洗練されていた」
MLB公式サイトは、「大谷が今春初の投球内容に満足」との見出しを取り、「ア・リーグMVPの大谷はストライク34球を含めた50球を投げた。彼にはチームの開幕投手となるチャンスがあり、レギュラーシーズン開幕までに約90球を投げる状態まで積み上げていこうとしている」と開幕投手の有力候補であることを報じた。 「27歳の大谷は、常に良い感触を持っていてキャンプで大きな調整を必要としてない球種でもあるスプリッター以外、すべての持ち球を投げたと明かした。スプリッターの代わりにカッターやスライダーをより多く試し、そこに伸び上がる速球、最初に2球投げたカーブや地面に落ちた数球のチェンジアップを織り交ぜた」などと投球内容を紹介した。 また「(捕手の)スタッシは大谷の初登板投球内容に満足していた。球速もあり、2ストライクに追い込むと変化球を織り交ぜてロイヤルズの打者を惑わせた」とも伝えた。 そしてジョー・マドン監督の絶賛コメントを取り上げた。 「彼はとても良かった。素晴らしく見えた。チームに戻ってきたスタッシも昨年よりも良く見えると言っていた。そのことにとても強い印象を受けた。1人だけオリバレスが彼に対して良い打撃をしたが、すべてがうまくいっていると思う。制球も優れていて速球も良かった」 ただマドン監督は、まだ開幕投手に指名するには至っていないことも明言した上で早ければ現地時間22日(日本時間23日)に指名打者としてスタメン出場する可能性があることを明かしたという。