米メディアは大谷翔平の“投手初戦”を絶賛…「今季活躍の予兆」受けたスタッシ捕手は「彼の球はより洗練されていた」
大谷は「スプリッターはいつでも投げられる。今日は他の優先事項もありました」とスプリッターは投げていないと明言したが、「不思議なことに」受けたスタッシは「大谷がスプリッターを投げたと思った」と語ったという。 ただ、大谷自身は、スタッシがスプリッターと感じたボールを「チェンジアップと考えていた」ということらしい。 そのことをぶつけられたスタッシは「わかりません」と微笑み「僕は一生懸命、そのボールをブロックするだけ。チェンジアップであっても関係ない。彼が気持ちよく投げることのできるボールなら何でも」と続けた。 また大谷が、この日、課題にした球種がスライダーだったと試合後に語ったことも伝えた。 注目を集めている大谷の開幕投手については、「大谷の今後のスケジュールは不明だ。彼は開幕投手になることが期待されているが、もし6日ごとに投球を続けるのであれば、シーズン2戦目に彼は組み込まれることになる」と予想した。 ただ一方で大谷が、今後の調整プランについて、「いくつかの選択肢があります。投球数を制限して4日間の休息を取ることも、もっと投球してもっと長く休むこともできる。それはチームと議論し続けるべきこと」と説明したことを紹介。 「もし大谷が次の日曜日の先発で約65球から70球を積み上げれば、彼は4月2日に球数を40球に減らすなどして4月7日の開幕(アストロズ戦)に中4日で合わせることもあるのかもしれない」とも記して開幕投手の可能性があることも示唆した。 さらに記事は、大谷が先週の会見で、2022年のパフォーマンスを2021年よりさらに良いものにすることを望んだと伝えた上で、昨季の9勝2敗、防御率3.18で130回1/3で156奪三振という数字を紹介。「これは最初の先発4度で1イニングあたり1人を歩かせ、幾分ガタガタしていた最初の1カ月を含んでの成績だった」と、昨年は4月のスタートダッシュに失敗していたことを指摘し、「彼は勇気づけられるパフォーマンスとともにこの春のスタートを切った」と、今季は、そのスタートで上積みできそうな可能性を伝えた。