「たくさんのことを検討した」ローマ残留を決断したディバラ、サウジ移籍を拒否した理由とは?
ローマのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが、アル・カーディシーヤからの3年総額7500万ユーロ(約120億円)のオファーを拒否した理由を明らかにした。 【動画|ローマ vs エンポリ】セリエA第2節 ショートハイライト 今夏の移籍市場でディバラは、サウジ・プロフェッショナルリーグのアル・カーディシーヤへの移籍が間近に迫っていたが、最終的にローマ残留を決断した。報道によるとディバラは、ローマのチームメイトやスタッフに別れを告げていたが、多くのローマサポーターに温かい見送りをされたことで、残留を決めたという。 現地時間25日に行われたローマ vs エンポリ戦後の『Sky Sports ITALIA』のインタビューに応じたディバラは、アル・カーディシーヤ移籍を断った理由を次のように明かしている。 「みんなお金のことを尋ねてくる。僕は家族、妻、街、チーム、代表復帰への願望など、たくさんのことを検討した。僕は30歳で体調は良い。ケガについての多くの批判は感じているが、自分のことを大切にしようと努めている。もちろんお金のことを考えないとは言えないが、他にも考慮すべきことがたくさんある。それが(残留を)決断した理由だ」 数日前まで退団寸前だったもののディバラは、第2節エンポリ戦で先発フル出場を果たした。「他の試合と同じようにしようと努めた」と語る同選手は、1-2と敗戦を喫した試合を「僕たちは監督が要求したことを果たせなかったと思うし、多くのミスを犯した。自分たちのミスをすべて振り返る必要がある」と振り返った。 またローマ残留の決断がさらなる重圧をかけることになるのかという問いに対しては「余計なプレッシャーがかかるとは思わない」とし、次のように語った。 「僕は常にチームのために、自分自身のために、そして監督が求めることのためにベストを尽くそうとしている。自分のプレーがうまくいけば人々の喜びに変わるので、そうなるようにしたい」
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