谷口彰悟33歳がついに欧州デビュー! STVVで初出場の感想、現在のコンディションは?「ゲームの状況が状況だったので…」
「やっぱり練習と試合の雰囲気はまるで違う」
現地時間8月3日に開催されたベルギーリーグ第2節で、シント=トロイデン(STVV)はシャルルロワとホームで対戦。前半だけで4失点した後、61分に伊藤涼太郎からパスを受けた小川諒也のクロスから、カーベ・ザヒロラサラームが1点を返すのが精一杯で、1-4で大敗した。 【動画】伊藤涼太郎→小川諒也→ザヒロラサラーム!谷口彰悟デビュー戦でサムライが躍動 この一戦で、今夏に加入した谷口彰悟が70分から出場し、新天地デビュー。3バックの左に入り、アディショナルタイムを含めておよそ25分プレーした。 ついに欧州で一歩を踏み出した33歳の日本代表DFは、試合後にクラブ公式のインタビューに対応。デビュー戦をこう振り返った。 「ゲームの状況が状況だったので。でもセカンドハーフは、前半よりもアグレッシブに行けてたし、そういったなかでもう1点、2点取って、次に繋げられるような試合にしたいなという思いでピッチに立ちました。僕のコンディションも本当に感覚的なところもまだまだだなと。でもシンプルにプレーしながら、見るところや出すタイミングの感覚はだいぶ戻ってきています。とりあえず、このベルギーリーグでデビューできたのは1つ良かったです」 ピッチに入る前には、クリスティアン・ラタンツィオ監督から、ゲームをコントロールする役割を求められたという。 「3枚の左に入って、コンビネーションだったり、そういったところでプレーするっていう。ボールをしっかり繋いで、ゲームを落ち着かせる、ボールを落ち着かせるところは言われました」 STVVは開幕戦でアンデルレヒトに0-1で敗れており、連敗スタートとなった。まず目ざすのは、今シーズン初勝利だ。 「やっぱり練習と試合の雰囲気はまるで違いますし、今日は残念な結果でしたけど、決して下を向かずに。やっぱり3連敗は絶対しちゃいけないし、そういったなかでまたポジティブに1週間戦って、良いコンディションを作って、また次のゲームで良い結果を残したいです」 STVV加入に際し、「常にヨーロッパでプレーしたい思いはありました。新たな挑戦として、自分がどれだけできるのか楽しみにしながら、まだまだ成長したい」と決意を示した谷口。フットボール専門の最先端、欧州でさらなる高みへ登れるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部