【速報】東京都心で30℃超え 過去最も遅い真夏日に
19日(土)午後1時31分、東京都心の最高気温は30.1℃を観測し、1875年からの統計開始以来、最も遅い30℃以上の真夏日となった。なお、これで今月3日目の真夏日となり、10月に真夏日が3日以上となるのも統計開始史上初めてのこととなる。
関東は午前中から30℃超え地点も
19日(土)の関東は日ざしが届いていることに加えて、南風に乗って平年より暖かい空気が流れ込んでいるため気温が上昇。茨城県北茨城市や千葉県鴨川市は午前中から30℃を超え、東京都心は午後1時31分に30.1℃を観測。東京都心では、これまで最も遅い真夏日だった2013年10月12日を大幅に過ぎて、統計開始以来最も遅い真夏日の記録を更新した。
また、今月の東京都心は2日と4日に30℃を超えており、これで今月3日目の真夏日となった。10月に真夏日が2日間となるのは過去5年(1915年・2013年・2016年・2018年・2019年)あったが、10月に3日以上の真夏日となるのは1875年からの統計開始以来、初めてのこととなる。
記録的残暑から一転し気温急降下へ
関東は19日(土)夕方ごろから雨の範囲が広がり、上空には寒気が流れ込む見通し。記録的な残暑からは一転し、19日(土)夜から20日(日)朝にかけては気温が急降下しそうだ。東京都心の20日(日)朝の最低気温は16℃で、最高気温は20℃の予想。上空の寒気は週明け21日(月)にかけて居座り、21日(月)朝は東京都心で11℃と今シーズンこれまでで一番の肌寒さとなりそう。22日(火)以降は暖かい空気が流れ込むため朝の冷え込みは和らぎ、10月下旬にもかかわらず、最高気温は25℃以上の夏日が続く予想だ。 この先は気温の変化が激しくなるため、体調を崩さないよう服装で上手く調節して過ごしたい。