19日（土）は北～西日本で非常に不安定な天気 北日本では警報級大雨のおそれも
北日本から西日本では、19日（土）夜にかけて、大気の状態が非常に不安定となるため、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意が必要だ。北日本の日本海側では警報級の大雨になるおそれもある。また、前線の通過前後で気温の変動が大きくなりそうだ。
前線を伴った低気圧が日本海を発達しながら北東に進んでいて、19日夜にかけて日本海から千島近海に進み、低気圧からのびる寒冷前線が、北日本から西日本を通過する。その後、前線は20日（日）夜にかけて、日本の南へ南下して停滞する見込みだ。 北日本から西日本では、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となる。雷を伴った1時間に50ミリを超える非常に激しい雨の降る所があり、北日本の日本海側では警報級の大雨になるおそれもある。
なお、20日（日）は一時的に冬型気圧配置となるため、北日本の日本海側では、海上を中心に風が非常に強く、海はしける見込みだ。
短時間強雨・落雷・突風
北日本から西日本の広い範囲で、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要だ。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めたい。また、降ひょうのおそれもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要だ。
