今日ジャパンC!夢の3強対決を制するのは?
「秋華賞が稍重、桜花賞が重でした。道悪での実績がライバル2頭と比較すると最も優秀なので今の東京の低い馬場レベルを味方にできる強みがあります。オークスは2コーナーで他馬と接触する不利があり、直線でも進路を探し待たされるシーンもある中で差し切りました。上がり33秒1という決め手も優秀なもの。2400メートルの距離適性も2頭と比較すると上位に感じます。ただ秋華賞の0秒2という着差に少し物足りなさも。相手関係が大幅にレベルアップするという点にも不安を覚えます。斤量差を生かしたいところですが」 3強馬それぞれに長所も短所もある。 最後に、今週、某騎手に聞いた、とっておきの話を付け加えておく。 「経験という点ではやはりアーモンドアイが最上位。3歳馬が負けるときはあっけないかも」 3強に序列をつけるのは悩ましいが、オッズの支持通りに本命はアーモンドアイ、続いてデアリングタクト、コントレイルの順の評価だろうか。3強以外の馬がトップでゴールする可能性は考えにくいが、健闘を期待されるのは、キセキ、カレンブーケドール、グローリーヴェイズまでか。史上最大のドリームマッチをとくと見届けたい。 (文責・山本智行/スポーツライター)