156cm、38kgでバスケ名門校へ→全国制覇→五輪新記録…「小さいから無理と思ったことは一度もない」女子バスケ・町田瑠唯(31)の人生が変わった瞬間
何よりも辛いのは、バスケが出来なくなること
――10月11日からいよいよWリーグ24-25シーズンが始まります。町田さんが所属する富士通レッドウェーブは前シーズンの覇者。どう臨みますか。 町田 どの試合も楽な試合はないと思います。チームとしても個人としても、昨年以上に成長していかなくてはいけない。じゃないと連覇は難しい。私にとって何よりも辛いのは、ケガでバスケが出来なくなること。昨シーズンは足を痛めて2か月離脱してしまったので、今シーズンはフルに出場したいです。ぜひ、たくさんの方に試合会場に足を運んでいただけると嬉しいですね。 ――引退後のことは考えていますか? 町田 バスケットボール以外のキャリアも考えています。昨年、会社を設立してアパレルブランド「 MACCHI 」を立ち上げました。現在は日常的に着用できるカジュアルウェアを中心にオンライン販売を行っていますが、さらに幅広くブランドの価値を感じてもらえるような展開をしていきたいです。 でも、私はまだ引退は考えていません。バスケットが大好きだから、出来る限り長く現役を続けたいですね。
吉井 妙子