85%の高校生が進路について保護者のアドバイスを求めている! 忙しい保護者でも可能なサポートとは?【進路意識調査より】②
※文部科学省「令和5年度国公私立大学入学者選抜実施状況の概要」をもとに弊社作成。 ※2021年度以降は「その他の選抜」の区分が新設されたため、2020年度以前に学校推薦型選抜に属していた一部の選抜は別集計。 ※値は「一般選抜」「学校推薦型選抜および総合型選抜」「その他の選抜」の入学者の合計に対する各選抜の入学者の割合。(「その他の選抜」のグラフ線は表示していません)
このように、大学の在り方や入試環境が変化してきたなかで、進路選択においても受験においても、お子さまと保護者のかたが協力して進める重要性が高まっています。 お子さまのチャレンジをバックアップすることで、ご家族が得られるメリットもあるのではないでしょうか? (真坂さん) まったくその通りで、進路検討は家族の絆を深める絶好のチャンスだと私も感じます。 多くのお子さまは、大学生になると急速に親離れしていくものです。 その意味で、進路選択や大学入試を家族で乗り越えることは、保護者のかたにとっても「子育て後半期の集大成」になるのではないでしょうか。 実は我が家の子ども2人も、AO入試(現在の総合型選抜)を経験しました。 長男の時も次男の時も家族がワンチームになり、試験本番で行うプレゼンテーションの資料についてアドバイスを送ったり、模擬面接を一緒にやったりして、精いっぱいサポートしました。 子どもたちは、「あの時応援してくれたから、とても充実した大学生活を送ることができた」と感謝してくれました。 サポートするなかでうれしかったのは、JSBNの活動で知り合った大学生や若手社会人を子どもたちに紹介できたことです。 自分たちの少し先を歩くカッコいい先輩と接することは、AO入試(現在の総合型選抜)をめざす子どもたちにとって大きな刺激になったようです。 私がライフワークとして取り組んできた活動が、子どもたちの進路選択にとても大きな影響を及ぼしたことを後で気付き、学校の先生や家族以外の第三の大人の存在が子どもたちに大きな影響を及ぼすことがあることを学びました。